東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 風邪

気象発病学説③

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

こんばんは、永井です。

 

 

 

 

今週は先週の雨と打って変わり、気持ちよく晴れた日が多く清々しい1週間でしたね。。
しかし、来週から関東も梅雨入りするとのこと、梅雨対策をして乗り切りたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
さて、今回も気象発病学説の続きです。
前回記事はこちらより。
 
 
 
 
 
 
 
病因と発病について、中国伝統医学では、内因、外因と虚・実の概念により説かれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
中国の漢代頃に編纂されたと推定されている『黄帝内経』(以下、『内経』と略称)、「素問 第六十二篇 調経論篇」の次の一文です。
 
 
 
 
 
 
 
「夫れ邪の生ずるや、或いは陰に生じ、或いは陽に生ず。其の陽に生ずる者は、之を風邪雨寒暑に得。其の陰に生ずる者は、之を飲食・居処、陰陽・喜怒に得。」
=「邪の生じるに或いは陰に生じ、あるいは陽に生じる。陽に生じるものは、風雨寒暑の気候変化によるものであり、陰に生じるものは飲食不節や住環境、房事不適、喜怒哀楽を原因とする。」 
 
 
 
 
 
これらは、内経の基本的な病因学説です。
発病部位を陰と陽の二つに分類しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
陽(表・外)に生ずる邪は、「外因」に分類され、陰(裏・内)に生ずる邪は、「内因」「不内外因」に分類されます。
 
 
 
 
 
 
 
「外因」は六淫、疫厲(伝染病)、「内因」は七情不和、「不内外因」は、「労倦不適、飲食不節、房事不節、虫傷、外傷など」が該当します。
 
 
 
 
 
 
 
 
病が「外因」により発症するものを外感病、それ以外の病因により発症するものを内傷病と呼びます。
 
 
 
 
 
 
 
次回、詳しくみていきます。
 
 
 
 
 

参考文献

『四季の健康法』 主編:橋本浩一 (緑書房)

『内経気象学入門』 著者: 橋本浩一 (緑書房)

 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

 

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

問診に関して㉜(発汗の問診⑤)

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

 

先週に引き続き、『汗』について書いていきます。

 

 

 

4)緊張した時に手足に汗が出る

 

 

→心や肝の問題(疏泄太過)。

 

 

5)戦汗shiver sweating

 

 

→ふるえが来た後に汗がでること。気陰欲絶、陽気欲越。

 

 

6)絶汗expirysweating

 

 

→瀕死状態の患者の絶え間ない大量発汗のことで、外感熱病の経過、邪正闘争を示す。

 

 

7)漏汗leakingsweat

 

 

→絶え間ない発汗のこと。

 

 

F.汗に左右差 ( 汗出偏沮(へんそ))

 

 

人体の気血の運行が偏側に偏るために発生し、邪気による阻害もしくは気血の不足がその病理機序となります。

 

 

50歳以上で、汗出偏沮がみられるときには、中風の発生する恐れがあるため、風邪ひきを予防し、生活節制が必要となります。

 

 

①気血両虚 ②寒湿痹阻③営衛不和

 

 

また『素問』生気通天論には「汗出偏沮.使人偏枯.」とあり、中風の前兆(風疾)として現れることがあるので、注意が必要です。

 

 

1 )半身汗出 half – body sweating

 

 

上半身のみ、 下半身のみの発汗、あるいは、左半身のみ、右半身のみの発汗のこと。

 

 

2)半身無汗 half -body absence of s weating

 

 

上半身のみ、下半身のみの発汗がない、あるいは、左半身のみ、 右半身のみの発汗がないこと。

 

 

G.汗の量

 

 

汗の量は、水分摂取と二便などでの水の排泄との関係を鑑みて、汗の多少でもって絶対的な病理だとは限りません。

 

 

1)多汗:大汗 profuse sweating

 

 

→暑い環境や身体的運動によるもの、発汗薬などに関連していない過度の発汗で、暑熱、内湿過多など。

 

 

2)少汗

 

→陰液不足、気滞など。

 

 

 

次週に続きます!

 
 
 

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

 

 

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ