東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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病因論―外感病因(六淫)

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は外部環境から人体に侵入する病因である六淫について書きます。

 

 

 

六淫とは、風・寒・暑・湿・燥・火(熱)の六種の外感病因を指します。

 

 

 

これらは本来、自然界の正常な気候変化(六気)ですが、異常な変化や人体の抵抗力低下により病因となります。

 

 

 

風邪は「百病の長」と称され、多くの外感病の先導となります。

 

 

風邪の性質は軽揚開泄で、人体の上部や体表を侵しやすく、発熱・悪風・汗出などを引き起こします。

 

 

また風邪は善行数変であり、病位が移動しやすく、症状が変化しやすい特徴があります。

 

 

 

寒邪は陰邪に属し、陽気を損傷します。

 

 

寒邪の性質は収引凝滞で、気血の流れを阻滞させ、疼痛を引き起こします。

 

 

悪寒・無汗・関節痛などが特徴的な症状です。

 

 

 

暑邪は夏季に特有の陽邪で、炎熱昇散の性質があります。

 

 

高熱・大量発汗・口渇・息切れなどを生じます。

 

 

暑邪はしばしば湿邪を伴います。

 

 

 

湿邪は重濁粘滞の性質があり、頭重・身体の重だるさ・関節の腫脹疼痛などを引き起こします。

 

 

 

燥邪は乾燥の性質があり、津液を損傷します。

 

 

 

火邪は炎上の性質があり、高熱・意識障害・出血などを生じます。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「痰火と風痰の癇」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
まずは痰火の癇についてです。
 
 
 
強い恐れや驚き、飲酒過多、甘いものや脂っこいものの偏食などにより、痰熱が内生して発生します。
 
 
 
恐れや驚きでは気は逆乱し、鬱や怒では肝気の条達が失調し、気鬱化火により津液が消耗して痰を形成し、肝火とともに痰が上昇して胸や心神を上擾するため、突然昏倒して泡をふきます。
 
 
 
つまり、肝胆火旺にともなう痰火蒙竅により引き起こされます。
 
 
 
この場合、火熱が痰を濃縮するため、発作時は粘稠な泡を吐き、舌質紅、舌苔黄膩、脈は弦滑数で有力という火熱の症状がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、清熱滌痰を用います。
 
 
 
次に風痰の癇癪についてです。
 
 
 
脾虚により痰が生じ、痰が気の流通を阻害して気の昇降機能が失調して気逆を起こし、清陽が上昇せず濁陰が下降しないため、痰が清竅を蒙閉して発生します。
 
 
 
そのため、発作前に短時間目眩がみられたり、風邪引きや飲食後に症状がみられる特徴があります。
 
 
 
この場合、発作時に白い泡沫あるいは希薄な涎を吐き、舌苔が白厚膩で黄色ではなく、脈は滑ではあるが弦数ではないという特徴をもちます。
 
 
 
治法は温化風痰を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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