東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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そろそろ穀雨

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
徐々に気温が高くなり、安定してきましたね。
 
 
 
 
4月20日には二十四節気でいう、「穀雨」を迎えます。
 
 
 
 
5月5日には、「立夏」になり、夏に突入していきます。
 
 
 
 
あっという間ですね。

 

 

穀雨とは、地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨が、しっとりと降り注いでいる頃のことです。

 

 

穀雨の頃、私たちの体はどのような影響を受けやすいのでしょうか。

 

 

東洋医学では、この時期特有の気候や自然の変化が、体内のバランスを崩す原因になると考えます。

 

 

1. 湿邪の影響:

 

 

 

雨が多くなる穀雨の時期は、「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる余分な水分が体内に溜まりやすくなります。

 

 

これは、東洋医学でいう「脾(ひ)」、つまり消化器系の働きが湿気を嫌うためです。体内に湿気が停滞すると、体が重だるく感じたり、むくみやすくなったり、関節痛や食欲不振、消化不良といった症状が現れやすくなります。

 

 

まるで雨の日のように、心も体もどんよりとしてしまうことがあるかもしれません。

 

 

 

2. 肝の不調:

 

 

 

春は、五臓の一つである「肝(かん)」の働きが活発になる季節です。

 

 

 

肝は、全身の気・血・津液の流れをスムーズにする「疏泄(そせつ)」という働きを担っています。

 

 

 

しかし、気候の変動や日々のストレスによって、この肝のバランスが乱れやすくなります。すると、イライラしたり、怒りっぽくなったり、頭痛や目の疲れといった症状が現れることがあります。

 

 

 

春の陽気が、時に私たちの感情を高ぶらせるように感じるのは、この肝の働きと関係しているのかもしれません。

 
 
 
6月頃には、梅雨に突入するため、今時期より、食事量を食べ過ぎないように調整し、適度に運動することをしていくことが重要です!
 
 
 
 
もちろん、鍼治療もおすすめです!
 

 

参考サイト

暦生活

 

 

 

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舌苔灰黒(ぜったいかいこく)とは②

 
 
 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「脾陽虚と痰飲の舌苔灰黒」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
それぞれに共通することは、舌苔の色が灰黒であり、湿潤であることです。
 
 
 
まずは脾陽虚の舌苔灰黒についてです。
 
 
 
慢性的な脾気虚が陽虚に進行したり、寒邪直中、誤治、生ものや冷たいものの食べ過ぎなどにより、脾陽が障害され、脾陽虚にともなって強い内寒が生じたことにより発生します。
 
 
 
『弁舌指南』に「苔灰黒にして滑のごときは、これは寒水侮土にして、太陰の中寒なり」と記載されています。
 
 
 
この場合、胃に邪がない為、舌苔は灰黒で薄く、湿潤しているだけであり、お腹が冷えて痛む、口渇が無い、喜温飲、四肢の冷え、食欲不振、泥状便、脈沈遅などの脾陽虚や陽虚中寒の症候をともない、胃気上逆の嘔吐や脾が昇清できず泥状〜水様便を呈することが特徴です。
 
 
 
治法は、温中散寒を用います。
 
 
 
次に痰飲の舌苔灰黒についてです。
 
 
 
脾陽虚で津液の正常な輸布ができず、湿が発生し、湿が停滞した「飲」や湿が凝縮した「痰」が胃腸に停滞して寒飲痰湿となった結果、生じます。
 
 
 
この場合、胃に痰飲があるために舌苔が灰黒色で厚く、水滑を呈し、頭のふらつき、目眩、胸脇苦満、胃内停水、口渇するが飲みたくない、倦怠感無力感、水様物の嘔吐、腹鳴、泥状便、脈弦滑などの痰飲湿濁が胃腸を阻害した症候をともないます。
 
 
 
その他にも重篤になると、下腹部が引きつったり痺れたりする、臍下の動悸、尿量が少ない、咳嗽、動悸、息切れがみられます。
 
 
 
治法は、温陽化飲を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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