お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは、謝敷です^^
今回は「術後の吐き気」と鍼灸について
コクランやUpToDateに紹介されていますので、そちらをご紹介したいと思います!
一生のうちに、あるかないかの手術経験…
術後(全身麻酔後)に起こる合併症の中で、
最も頻度の高い症状が「悪心嘔吐(PONV:postoperative nausea and vomiting)」であり、
その頻度は25~30%と言われています。
女性や若年者、乗り物酔いの既往、非喫煙者、片頭痛持ちといった患者自身に要因に加え、
麻酔の種類では、揮発性麻酔薬・亜酸化窒素の使用や長期の麻酔時間、術後のオピオイド使用等も
リスク因子となることが報告されています。
手術の種類では、胆嚢の摘出術や腹腔鏡手術、婦人科手術で多く見られるようです。
PONVは、術後のQOLを阻害するだけでなく、
飲食物の摂取を阻害し、疾患のみならず手術からの回復を遅らせる要因にもつながります。
しかし、制吐剤の硬化は十分ではなく、頭痛などの副作用についても報告されています。
疾患横断的な症状ですが、CochranやUpToDateでは、「内関」への刺激による予防効果が紹介されています。
では、次回は早速Cochranライブラリーの内容を見てみましょう!
<参考文献>
・日本麻酔科学会 https://anesth.or.jp/users/common/preoperative_complications/35
・Apfel CC, Heidrich FM, Jukar-Rao S, Jalota L, Hornuss C, Whelan RP, Zhang K, Cakmakkaya OS. Evidence-based analysis of risk factors for postoperative nausea and vomiting. Br J Anaesth. 2012 Nov;109(5):742-53. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23035051/
・Cochran「術後悪心嘔吐を予防するための手首の経穴(PC6:内関)の刺激」 https://www.cochrane.org/ja/CD003281/ANAESTH_shu-hou-e-xin-ou-tu-woyu-fang-surutamenoshou-shou-nojing-xue-pc6nei-guan-noci-ji
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
*********************************************************************
こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
まずは、気虚を書いていくうえで重要な、気の生成について書いていこうと思います。
気は、腎陽の蒸騰のもとに、脾胃の運化作用により、飲食物から得た水穀の精微が肺に上輸され、肺が吸入する清気と合することにより、形成されます。
と記載されています。
出来る範囲で簡単に説明していきたいと思います。
人間は飲食物を摂取し、脾胃(胃腸)で消化吸収します。
胃腸で飲食物を消化吸収し、生成された水穀の精微を、脾の昇清作用と腎の蒸騰作用により、肺に輸送します。
呼吸により吸入した、清気と運輸された水穀の精微が肺で結合することにより、気が生成されます。
その気は、肺の宣発粛降作用により、全身に散布されることになります。
と、極力分かりやすく解釈したつもりですが、いかがでしたでしょうか。汗
他にも、臓腑間の問題など色々とありますが、基本的な部分に関しては、こういった事になります。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.09.15
血の病⑲2025.09.14
プラセボとは(同一視の法則)①2025.09.12
合わせる2025.09.11
交差点の身体設計2025.09.10
問診に関して㊺(心神の問診③)2025.09.09
神昏(しんこん)とは⑤2025.09.08
血の病⑱2025.09.07
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告④2025.09.06
気象発病学説⑬2025.09.05
役割の一つ2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入2025.08.31
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告③2025.08.30
気象発病学説⑫2025.08.29
休息は大事2025.08.28
帯状疱疹を「ビルの管制室」からながめる2025.08.27
問診に関して㊸(心神の問診①)2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④