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こんばんは 浅田です
先日、「西瓜(せいか)」について書きました。
「西瓜」に続き、今日は「南瓜(なんか、なんきん)」についてまとめてみました。
「南瓜」の原産地は中米ですが、江戸時代にカンボジアが原産地であると誤解されていたことから、「南瓜」を「カボチャ」と呼んでいるそうです。
性味は、甘、温、潤、降
帰経は、脾胃
効能は、健脾益気、消炎止痛(外用)
「南瓜」は甘温性ですので、温性の物を食べ過ぎると、舌が紅くなったり、顔面に痤瘡ができたり、熱が篭って起こる症状が現れるはずです。
しかし「南瓜」を過剰に食べ過ぎると、舌が白くなり、下痢や浮腫が生じます。
これは、甘温性より、潤いの性質の方が強く、余分な水分が溜まってしまうからです。
元々、湿痰が溜まっている人には注意が必要です。
また、「南瓜」の種子である「南瓜子」は、殺虫、駆虫の効能があり、条虫、回虫、住血吸虫に効果があると古くから言われています。
「南瓜」は冬至に食べると言われていますが、旬は夏から秋です。
是非この時期に食べてみて下さい。
参考文献
『中医臨床のための中薬学』
『東方栄養新書』
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こんばんは 浅田です
これまでの話
参照
鍼灸の名手澤田健先生の弟子の代田文誌先生が著した『沢田流聞書 鍼灸眞髄』に、「中脘」の解説が書いてあります。
院長ブログ参照
「中脘は上中下三脘の中点に当たると共に、上中下三焦の中点でもある。
従って、中脘一穴の灸は、三脘にひゞき、中焦にひゞき、三焦にひゞく」
と書いてあります。
「中脘」は十二経絡の終始点であることから、全身の気を動かすことができると、前回書きました。
参照
上中下の三焦に響くということは、十二経絡の終始点という視点と同様に、全身に影響を与えると考えることができます。
「中脘」は胃の募穴であるため、“胃の腑”そのものの反応が出ます。
参照
五臓六腑は皆、この“胃の腑”にて生産された気血を受け取り、エネルギーとしています。
中国の李東垣が主張する『脾胃論』では、
「胃虚となれば五臓六腑、十二経絡、十五絡、四肢など全身がエネルギーを得られず、あらゆる疾病を発生させることになる。」
と述べています。
“胃の腑”が弱り気血を得られず、十二経絡、三焦に気血を巡らせることができなくなると、全身にあらゆる疾病が発生します。
胃の腑の働き、即ち胃の気は、身体の大元であり、身体を健全に養うには不可欠です。
この胃の気担う“胃の腑”の気が募る経穴が「中脘」なのです。
※“胃の気”については、『胃の気の脈診』の「第一章概説 第三節胃の気について」にわかりやすくまとまっています。
従って「中脘」は、ただただ“胃の腑”の状態を窺うだけでなく、全身の状態、及び、胃の気を窺う事ができると考えられます。
(実際に、胃の気が衰亡している患者の「中脘」や腹部の胃経上に顕著な邪が出現している事が何例かありました。)
一つの経穴について詳しく調べてみると、今まで考えていなかった見解が生まれてきて、治療の幅が広がります。
「中脘」で以って動かせる幅や、診える角度が変わってきました。
今後も勉強の為にも経穴の解説シリーズを続けていきます。
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