東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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妊娠眩暈(にんしんげんうん)とは④

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで、「気血両虚の妊娠眩暈」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
『景岳全書・眩運篇』に「虚なくば眩を作さず」とあるように、虚証による眩暈に分類されます。
 
 
 
脾胃虚弱による気血化源の不足、あるいは妊娠悪阻による胃気の損傷などにより、気血がともに不足して、清竅を上奉できないために妊娠眩暈が発生します。
 
 
 
この場合、眩暈、目がかすむ、元気がない、不眠、動悸、食欲不振といった気血両虚の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は、益気養血、補益心脾を用います。
 
 
 
妊娠眩暈の弁証分類については、以上です。
 
 
 
妊娠眩暈は、陰虚陽亢が多いとされていますが、進行すると頭痛、顔面や四肢の浮腫、視力減退、尿量減少、重篤になると悪心、嘔吐などの肝風内動の症候が発生します。
 
 
 
治療が適切でなかった場合、子癇を引き起こします。
 
 
 
その為、妊娠眩暈に対しては、早期に治療をし、併発症を予防することが大切になってきます。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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こんばんは 謝敷です。
 
 
 
 
 
 
 
蝉しぐれと共に中継される熊本の状況が、とても心配です。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げると共に、
生活インフラが整うように、これ以上の被害が出ないように、
余震が収まるように、一日も早く普段の生活に戻れるように…切に祈っております。
 
 
 
 

アメリカにおける「ホスピタリスト」という職業について、読んでいます。

 

 

 

 

今日は、ホスピタリストが広がった大きな理由の一つである、
在院日数や医療費削減への貢献について見ていきます。

 

 

 

 

 

2000年代初頭までに大学病院や地域病院で行われた複数の研究から、
ホスピタリストが担当する診療チームでは、従来の体制(プライマリ・ケア医が入院後も引き続き担当)と比べて、
医療の質や患者満足度は、少なくとも同程度に保ちつつも

・入院期間が短くなる
・入院にかかる医療費が減少する    

ことが報告されました。

 

 

 

同時に、再入院率や死亡率の低下を示した研究もありましたが、
これらについては、研究によって結果が一貫していません。

 

 

 

 

また、当初はホスピタリストという新しい診療体制に懐疑的だったプライマリ・ケア医からも、
次第に、
「入院診療が効率的になった」
「医療の質も同等、あるいはそれ以上である」と評価されるようになりました。

 

 

 

 

 

さらに、全米3,600以上の病院を対象とした研究では、
ホスピタリストが勤務する病院の方が、
急性心筋梗塞や、心不全、肺炎に対する診断、治療、患者への説明や予防指導の質が高いことも示されました。

 

 

 

 

ただ、ホスピタリストが担う、手術や処置を伴わない入院診療は、
診療報酬が比較的低い一方で、24時間365日の診療体制が求められます。
そのため、診療報酬だけで体制を維持することは難しく、多くの病院で財政的な支援が必要でした。
それでも、在院日数や医療費を減らしながら、医療の質を維持または改善できるという結果は、
病院側がホスピタリストを支援し続ける大きな根拠になったようです。

 

 

 

 

つまり、ホスピタリストは、単にプライマリ・ケア医の代わりに入院患者を診察した存在となったのではなく、
「病院全体の医療の質と効率を改善する存在」として、その価値を認められていったようです。

 

 

 

手術や処置による直接的な収益が大きくなくても、
医療の質を保ちながら在院日数や医療費を減らすことができれば、病院全体として大きな価値につながります。
在院日数の短縮は、単に患者を早く退院させるということではなく、
診断や治療、病状変化への対応、退院に向けた調整などが、
より円滑に進められたことを示す一つの指標だったとも考えられます。

 

 

 

患者さん一人ひとりへの医療の質と、病院全体の効率性を両立させたことが、
ホスピタリストという新しい職種が定着した大きな理由だったようですね!

 

 

 

 

 

次回は、ホスピタリストが医療の質や安全性の改善に果たした、さらに広い役割について読み進めていきます。

 
 
 
 
 
 
参考文献
Kulkarni SA, Wachter RM. The Hospitalist Movement 25 Years Later. Annu Rev Med. 2024 Jan 29;75:381-390. doi: 10.1146/annurev-med-051022-043301. Epub 2023 Oct 6. PMID: 37802086.
 
 
 

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