お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2010.12.13
こんばんは、森岡です(^_^)
今日から急にまた、冷え込みがきつくなってきましたね!!
往診事業部の移動は、専らバイクなので寒くなると堪えます(苦笑)
みなさんも、風邪をひかないよう気をつけて下さいね!!
さて、
この間のニュースで、「マイコプラズマ肺炎が過去10年で最多に」というものがありました。
なぜ今年に、マイコプラズマ肺炎が流行しているのでしょう。
それを、東洋医学的に解析してみたいと思います。
その前に、マイコプラズマ肺炎とはどういったものでしょうか?
「マイコプラズマ肺炎」とは、肺炎マイコプラズマという病原体によって引き起こされる肺炎のことです。
一般的に、晩秋から早春にかけて流行します。
この肺炎は、異型肺炎とも呼ばれ通常の肺炎とは少し異なります。
どこが違うかというと、主に、
1.若年者に多かった。(通常の肺炎は年配者に多い。)
2.抗生物質(ペニシリン)が効かない。
3.胸部レントゲン写真で診られる影の割に、症状はきつくない。
4.聴診器による診断で、肺炎特有の音が聞こえにくい。
の4点です。
他にも、炎症反応を示す、白血球数やCRPが上昇しにくいなどもあります。
つまり、発見が遅れるか、もしくはただの風邪として扱われてしまうことが多いようです。
潜伏期間は、通常2~3週間で、その後発症します。
主な症状は、一般的な風邪症状とほぼ同じで、咳、発熱、咽喉の痛み、鼻症状、頭痛、全身倦怠感などです。
感染経路は、咳による飛沫感染で拡大していきます。
他に、消化器症状や中耳炎、髄膜炎、ギランバレー症候群、心筋炎などを合併することもあります。
これらの症状の中で、特に特徴的なものがあります。
それは咳です。
マイコプラズマ肺炎は、咳が非常に長引くのが特徴的です。
統計的に、約4週間ほど続くパターンが最も多いようです。
また、発熱は通常の肺炎に診られるような高熱ではなく、微熱であることが多いです。
発熱から始まり、その数日後から咳症状が出現します。
咳の特徴は「乾いた、激しい咳」です。
その後、経過を追うごとに痰が絡むようになることもあります。
また、通常の風邪薬は効果のないことが多いです。
ですから、
頑固で激しい、長期的な乾いた咳+発熱+全身倦怠感+でも比較的元気
そして、風邪薬が効かないときたら、マイコプラズマ肺炎を疑ってもいいようです。
ここまでは、西洋医学的な見地からのお話でした。
次回は、東洋医学的な見地でお話ししたいと思います。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入2025.08.31
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告③2025.08.30
気象発病学説⑫2025.08.29
休息は大事2025.08.28
帯状疱疹を「ビルの管制室」からながめる2025.08.27
問診に関して㊸(心神の問診①)2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦2025.07.25
試験返却2025.07.24
第3回《肺》境界をまもり、境界をひらく2025.07.23
問診に関して㊴(二便の問診⑤)2025.07.22
畏悪風寒(いおふうかん)とは④2025.07.21
2025年夏 参議院選挙2025.07.20
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告③2025.07.19
気象発病学説⑥2025.07.18
ほどよい疲労感2025.07.17
第2回《肝》停滞する部屋、動けない自分