東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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消痩とは

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
本日は「消痩(しょうそう)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
消痩とは、筋肉が痩せて体重が減少することをいいます。
 
 
 
個人差が大きい為、体形が痩せていても、元気があって顔色が良く、舌脈も正常で、苦痛や病理変化がない場合は、消痩とはいいません。
 
 
 
弁証分類は主に6つに分類され、次の通りです。
 
 
 
1.脾胃気虚の消痩
 
2.気血両虚の消痩
 
3.肺陰虚の消痩
 
4.胃熱の消痩
 
5.肝火の消痩
 
6.虫積の消痩
 
 
 
まずは脾胃気虚と気血両虚の消痩について、お話していきます。
 
 
 
いずれも虚証で、気虚と気血両虚の違いがあります。
 
 
 
脾胃気虚の消痩は、後天性の栄養不良や思慮過度による脾胃の損傷によって生じます。
 
 
 
特徴は、食欲不振、食後の腹満、軟便〜泥状便など脾失健運の症候がみられ、身体も痩せてきます。
 
 
 
顔色萎黄、疲労倦怠感、息切れ、懶言、といった症状も伴います。
 
 
 
気血両虚の消痩は、過労、病後の失調で、気血生化が不足して生じます。
 
 
 
顔色萎黄、疲労倦怠感、息切れ、懶言といった症状は、脾胃気虚の消痩と同じですが、
 
 
 
同時に頭のふらつき、めまい感、動悸、不眠といった血虚症候を伴うことが特徴です。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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心神と睡眠④

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は、「嗜眠・不眠の病因病機」について、お話していきたいと思います。

 

 

嗜睡、嗜臥とは、疲労倦怠感に伴って、昼夜関係なく眠ることをいい、

 

 

嗜眠とも呼ばれ、知らぬ間に寝入ってしまう状態を指します。

 

 

湿困脾土、脾気虚(脾虚湿困)、腎陽虚、腎精不足などで起こります。

 

 

失眠、不寐、不得眠とは、異常な不眠のことをいい、睡眠の病的現象で、常に睡眠が不足することをいいます。

 

 

一時的な精神緊張、悩みごと、住居環境の変化、異常な暑さや寒さなどに起こる不眠は含まれない。

 

 

また、発熱や疼痛、咳嗽、喘息により二次的に起こる不眠は、それぞれの原因に対して処置する。

 

 

西洋医学的な不眠症とは、入眠や安定した睡眠の持続が妨げられることに悩んだり、それが原因となって心神の不調が生じている状態として、単なる不眠とは区別しています。

 

 

東洋医学では、『黄帝内経』に「目不瞑」、「不得眠」、「不得臥」、『難行』に「不寐」、『中蔵経』に「無眠」、『外台秘要』に「不眠」、『聖済総録』に「少睡」、『太平恵民和剤局方』に「少寐」、『雑病広要』に「不睡」といった名称が挙げられています。

 

 

不眠の病因としては、精神的ストレス、飲食の乱れ、肉体疲労、先天的虚弱、房事過多、久病、年老などが挙げられます。

 

 

病機は、実証の場合は、実火(肝火、痰火、心火)による、心神上擾、

 

 

虚証の場合は、陰虚火旺による心神上擾、血虚による心神失養、気虚あるいは脾胃のよわりによる心神不安が挙げられます。

 

 

 

 
 
 
 
 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店

『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

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