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こんばんは!樫部です。
本日は「味覚」について、お話していきたいと思います。
前回のお話はこちら!
味のお話といえば、『霊枢 五味論篇』、『難経 三十四難』ですね。
五味は、辛、酸、甘、苦、鹹(かん)を指します。
※鹹(かん):患者さんから質問されることが多いのですが、「塩味」を意味します。
中医学では「味」という観点から薬物、食物の効能を整理、分類しています。
辛味:散、行
酸味:収、渋
甘味:緩、補
苦味:瀉、燥
鹹味:軟堅、潤下
清明院でも使用している、北辰会カルテにも五味について、お聞きする欄があります。
「これってどういう意味ですか?」と患者さんから質問されることが多々ある項目でもあります。
なかなか日常生活で無意識に摂っている「味」ですが、
「仕事が忙しくなると無性に辛いものが食べたくなるんですよね…」とか、「甘いものに目がないんですよね…」というふうに、
味の偏りによって五臓のどこが病んでいるのか、過剰摂取している場合は、その五味に関連性が強い臓を傷めてしまう可能性があります。
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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こんばんは。齋藤です。
年末年始で食べ過ぎたせいか、身体が重いです。
たくさん自転車漕いで、体の状態を元に戻していきたいと思います。(笑)
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
舌は五臓の中でも、特に心との関係性が深く、『内経』では「舌は心の官なり」(『霊枢・五閲五使』)、「舌は竅にありては舌たり。」(『素問・陰陽応象大論』)と述べています。
西洋医学同様、東洋医学でも、舌は感覚器官で、味覚も重要な機能の一部として考えられています。
その為、腫脹舌や木舌、舌苔厚膩などの病理変化を舌が起こしている場合は、舌自身の味覚の感受性に対する影響として、味覚失調を引き起こします。
しかし、基本的に「心は舌を主る」(『素問・陰陽応象大論』)という事から、五味の感知における主導作用は、心神が主っています。
舌における五味(酸・苦・甘・辛・鹹)の刺激は、必ず心に反映されるため、心神が正常であれば正確な味覚の判断をすることが出来ます。
『霊枢・脈度篇』では、「心気は舌に通ず、心和(調和)すればすなわち舌は五味を知る。」と述べられています。
肺の魄気で味覚情報を感知するわけですが、心神が不安定であれば、その味覚情報も正確には判断されなくなります。
ただ、舌だから心と短絡的に考えるのではなく、味覚障害が発生した状況等をしっかりと踏まえたうえで、何が原因なのかをしっかりと問診などで確認していく必要があると思います。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問 上・中・下巻』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版社)
『現代語訳 黄帝内経霊枢 上・下巻』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版社)
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 実践編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信弘(東洋学術出版)
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