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カレーなるお話②

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は良いお天気で、気温は暑すぎるくらいの時間帯がありましたね!

 

 

 

本日も前回の続きの話をしていきたいと思います。

 

前回のお話はこちら

 

 

 

カレーに使用されるスパイスのほとんどは、独特な香りとともに「辛味」を持ちます。

 

 

 

辛味といえば!思い出されるのは…

 

 

 

そう!『四気五味』

 

 

 

皆様は『四気五味』という、湯液(漢方)理論があることをご存知でしょうか?

 

 

 

これは、生薬の性質を大きく「4つの属性」「5つの味」に分けて考えるものです。

 

 

 

【四気】

寒、熱、凉、温

 

 

【五味】

 酸、苦、甘、辛、鹹

 

 

 

上記のそれぞれは効能が決まっており、種類がたくさんある生薬たちはこのいずれかに分類されています。

 

 

 

この理論から「辛」の効能を見てみますと…

 

 

 

辛味は「散、行」という効能を持ちます。

 

 

 

「散」は発散・発汗、「行」は気をめぐらせる、効果があります。

 

 

 

つまり、「辛味」を摂ると、気が良くめぐり、発散、発汗作用が促されことが分かりますね…

 

 

 

その他にも湯液の理論には、『帰経:きけい』という考え方があります。

 

 

 

ある物質を摂取した時に、どの経絡または臓腑に対して効果があるかのを分類する考え方です。

 

 

 

「この生薬の組み合わせだと、この臓腑とあの臓腑に効くから、この漢方薬はそれら臓腑からくる病気を治せる」と考えられます。

 

 

 

このような理論があるおかげで、多数ある漢方薬の使用方法が分かりやすく分類、整理されています。

 

 

 

では、皆様は「辛味」の帰経はどの臓腑経絡なのか、ご存知でしょうか?

 

 

 

それは「肺臓」です。

 

 

 

「辛味」を適度に摂ると、「肺」に対して良い効果があるということがいえますね!

 

 

 

(※逆に摂りすぎは臓腑を傷めてしまうので、注意が必要です。)

 

 

 

これらのことから考えると、カレーの香りがする食物を摂ることで、肺の臓を中心として、気のめぐりや気の発散を促していたのではないかと考察出来るのではないでしょうか。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

【参考文献】

基礎中医学 神戸中医学研究会

鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 緑書房

鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践編 緑書房

 

 

 

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

本格的に寒くなってきましたね。

 

 

 

前回の話はコチラです。

 

 

 

蜜柑を東洋医学的に見ていきたいと思います。

 

 

 

蜜柑の薬性でいうと寒熱性では微温で、作用は昇・潤で、五味は甘、酸で、帰経は肺・脾です。

 

 

 

微温性のため温める作用があり、胃腸の働きの弱い方や、温める力が低下している方に適しています。

 

 

 

また、昇の作用により、気を昇らせ、潤の作用により、体を潤します。

 

 

 

五味では甘、酸なので、甘味で滋養し、酸味により収斂させ、気や汗が漏れ出ない様にします。 

 

 

 

温める作用があるため、体に余分な熱がある方は、その熱が助長される可能性があり、取りすぎには注意が必要です。

 

 

 

また、甘味を取りすぎると、体内に余分な水分を溜めてしまう傾向がありますので、こちらも注意が必要です。

 

 

 

けど、炬燵に蜜柑じゃないですけど、この時期食べ始めると止まりませんよね。

 

 

 

さらに、蜜柑は果肉だけではなく、皮にも効能があります。

 

 

 

蜜柑の皮を乾かしたものを、漢方で陳皮といいます。

 

 

 

陳皮とは、古い皮の意味で、蜜柑の皮を日干しして皮が赤茶色に変わったものです。

 

 

 

有名な漢方薬で五味は苦、辛で、寒熱性では温性で、効果のある臓腑は肺と脾です。

 

 

 

主な 働きは胃腸の働きを助け、気の巡りを良くし、余計な水分を除く作用があります。 

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献 東方栄養新書 メディカルユーコン

 

 

 

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