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こんばんは、森岡です(^_^)
信頼関係を築くには(その3)
信頼関係を築くには(その4)
信頼関係を築くには(その5)
信頼関係を築くには(その6)
信頼関係を築くには(その7)
信頼関係を築くには(その8)
続き行きます!!
前回は、クライアントはカウンセラーの”言葉と真意の不一致”を簡単に見破るというお話でした。
では”言葉と真意の不一致”を防ぐにはどうしたらいいのでしょう。
まず一つは、
”ありのままの統合された一人の人間”
として、クライアントに接することです。
それは、意図的であったり、操作的であったりしてはならなく、
”純粋で正直な人間”であろうとする態度です。
これを「純粋性」といいます。
つまり、固定観念や偏った価値観にとらわれず、常にピュアであれということです。
大人になるにつれ、自分にとって都合の良い価値観や知識で周りを武装してしまいがちです。
このピュアであるということは、本当の自分というものが分からないとなかなか出せないものなのかもしれませんよね。
その点、子供は自分の欲望や欲求に正直です。
今、自分が何をしたいかよくわかっております。
だからピュアなんですね。
二つ目は、
”自己概念と自己経験を一致させる”
ことです。
自己概念とは、自分がどのような人間であるか、またどのような自分でありたいかということです。
つまり理想の自分のことです。
自己経験とは、自分が現実世界で経験(思考・感情・態度・行動など)したことです。
つまり現実の自分のことです。
理想の自分と現実の自分が完全に一致するこが重要だとしています。
これを「自己一致」と言います。
こうなるには、自分というものの理解度が非常に高くなければなりません。
自分の理想とは何か?
それに近づけているか、もしくは一致できているのか。
これを自分に常に問いかけることは、人生においても重要なテーマだと思います。
ですから、ロジャーズはカウンセラーに「自分の行動についての徹底的な研究」を課しているのです。
自分がその行動をなぜ欲し、実行に移すに至ったのか。
これを研究することで「自己一致」を促しているんですね。
まぁ、確かに自分が何者なのか分かっていない人が、他人の苦悩を理解できる訳ありませんよね。
そして、この理想と現実の不一致が大きければ大きいほど、苦しみとなる
と、ロジャーズは言っています。
今の世の中を見ていると、自己一致できていない人がそのフラストレーションのもと、インターネットなどで匿名によって誹謗中傷するんだろうな~なんて思っちゃいます。
「自己の一致と純粋性」が備わっていなければ、先に説明した「無条件の肯定的配慮」や「共感的理解」は達成されません。
この態度でクライアントと接することで、安心して苦悩を打ち明けられる環境が整うのです。
次回に続く。
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こんばんは、松木です。
前回までのお話
予定通り本日は、EBMにおけるエビデンスって何?ということについて書いていこうと思います。
単刀直入に言いますと、EBMにおけるエビデンスとは、
「臨床研究による実証報告」のことです。
ここで言う臨床研究とは、人間を対象にした研究のことです。
科学的な研究に対して、「in vitro(試験管内)では効果があっても、in vivo(生体内)では効果があるか分かりませんよ」といった批判が出ることがあります。
そのようなことがない為に、あくまで実際の人体に対して行った研究を採用しているわけです。
また、実証報告というのは、効果があった報告ということです。
何を持って効果があったとするかと言うと、それは統計学的に見て判断します。
要するに同じ病気の人1000人に対して700人に効いた、ということはこの病気にこの治療は効くだろう、と言ったような話です。(だいぶ雑な説明ですので、今後もう少し詳しく書きます)
ということは、「臨床研究による実証報告」がエビデンスになる場合、いったいいかなるメカニズムで人体に作用し、効果が出ているか分からなくても、
「EBMが定める手順」で臨床研究を行い、実証されれば、エビデンスがある、ということになるわけです。
例えば子供の頃に祖母から聞いた「車酔いのときは梅干しをヘソに貼る」という治療法も、「EBMが定める手順」で臨床研究し、実証されれば、エビデンスのある治療となるわけです。
まあしかしこの「EBMが定める手順」に決まりがたくさんあるのです。
それについては、次回お話いたします。
つづく
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