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こんばんは、森岡です(^_^)
今日は毎年恒例の富士登山に行ってきました!!
・・・という記事にしようと思っていたのですが、お恥ずかしことに、
ここ数日の気候の変化により体調を崩してしまいました。。。
実は、3年連続で以前の職場のスタッフの方たちと富士登山をしているんです。
しかも、休みが取れないので土曜の夜中に東京を出発し、日曜の朝5時から登り始めて、
夕方17時に下山し、翌日からまた仕事というハードスケジュールで(笑)
もちろん、すべて頂上まで登り切りました。
そして、今年もと楽しみにしていたのですが、この有様です。
なんだ~森岡だらし無い、ちょっとぐらい辛くても行けよ~なんて声が聞こえてきそうですが・・・
ナメたらいけません!!
山は怖いです。
いや、ほんとに。
富士山は、日本国民に最も親しまれているであろう山であり、知らない方はまずいないと思います。
そう、日本一高い山です。
つまり裏を返せば、日本一危険な山です。
山はその高さが高くなるにつれ、基本的には登山難易度は上がると思います。
富士山は毎年、数多くの人々でにぎわいます。
”一生のうち一度は登りたい”
とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに去年の登山者数、なんと、約32万人!!
年々、増加傾向にある富士登山ですが、実は毎年死者も出ております。
最近では、元F-1レーサーで登山家の片山右京さんが富士登山中に、
遭難死亡事故を起こしてしまったのが記憶に新しいですよね。
”山の天気は変わりやすい”
といいますが、本当にその通り。
特に、富士山は標高が高いため天気が荒れやすく、さっきまでカンカンに晴れていたのに、
1分後には霧に覆われ、雨ザーザー、雷ゴロゴロ、風ビュービュー、
真夏なのに気温は10℃以下なんてことは良くあります。
実際、毎年一度は雨、雷に遭遇し、怖い思いをしております。
そのため、天気や気候が最も安定している7~9月の約2カ月間しか、一般の方は登山することができません。
それ以外は、9月になったらもう雪は降るし、風は突風に変わるし、非常に厳しい山へと豹変するらしいです。
ですから、日本一高い山は日本一危険と言っても過言ではないのです。
また、高山病も怖いです。
本当に吐き気・めまい・頭痛・動悸・呼吸困難etcetc・・・出るんです。
体調が悪ければ一発です(苦笑)
そして、登山は単独登山を除いてチームプレイが大切です。
個じゃないんです。
ですから、僕がもし体調を崩すようなことがあれば他のメンバーに迷惑をかけることとなります。
ということで、今回は行きたい気持ちを抑えて欠席させていただくことになりました。
非常にに残念ですが、こういう時もあります。
気持ちを切り替え、明日はゆっくり休養し、鍼で体調を整え、
明日からの治療に100%力を出せるようにしたいと思います。
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こんばんは、森岡です(^_^)
先日の7月13~15日は新盆でした。
新盆については、樫山先生ブログ 盆入り? 盆入り?(続き) 参照
患者さんとのお話の中で、先週から今週にかけては新盆の話題が多かったです。
このなかで、何人かの方が「お施餓鬼(せがき)」について話されていました。
今日は、お施餓鬼について。
「お施餓鬼(または施餓鬼会、施食会など)」とは、読んで字の如く、
”餓鬼に施(ほどこ)す”
ことです。
日本のお盆は、お精霊(しょうらい)様と呼ばれる、各家の祖霊が一年に一度、
家に還ってくるものと考え、お供え物をして供養する風習です。
この時に、無縁仏や成仏できない霊魂や俗世をさまよう餓鬼にも、
ご飯や水、野菜、果物、お菓子などのたくさんのお供え物を施すことによって、
一緒に供養してあげようとしました。
これが「お施餓鬼」です。
”餓鬼”とは無縁仏や成仏できない霊魂、祀るもののない霊などが観念化されたものだとされています。
↑
餓鬼ってこんなやつです(なりたくない・・・(笑))
餓鬼のみならず、三界万霊(この世に存在するあらゆる精霊)を供養することで、
その功徳が施主や祖先にまで及ぶとされ、先祖供養につながると考えられるようになったため、
お盆に行われる行事となり、一般的に浸透されています。
(地域によって様々で、お盆でない日にも行われたりもするみたいです。)
また、仏教において”六道(りくどう)”という考えがあります。
これは、簡単に言えば、
人の心には6種の迷いがあるとされ、これを六種の世界=六道とします。
六道は、
天道・人間道・修羅道・畜生道・地獄道・餓鬼道
の6つです。
死後、この餓鬼道に堕ちた人達が”餓鬼”とよばれます。
餓鬼道に堕ちる人はどの様な人かというと、
生前に慳貪(けんどん)の心ばかりが旺盛で、他の迷惑を省みず、自分だけ得をしようとした人が死後、餓鬼道に堕ちるとされています。
慳貪の心とは、何でも惜しみ、ケチで、欲張りな心のことです。
この餓鬼道に堕ちると、想像を絶する辛く厳しい世界をさまようこととなります。
責苦が辛くても、終始生かさず殺さず、また自ら命を絶つことも許されず、さらに、空腹であっても飲み食いは許されません。
いや~実際、餓鬼道に堕ちたらほんと堪えらんないですよね・・・。
この自業自得により、自力ではこの苦しみから脱出することができない
餓鬼道に堕ちてしまった人々に、少しでも食べ物や飲み物を施し、
救ってあげるという慈愛の心がお施餓鬼には存在しています。
以前、参加した勉強会で講師の先生が面白いことをお話しされていました。
なかなか病気が治らない人は、欲が深い人で何でも欲しがる人である。
だから、病気も早く治して治してと健康を欲しがる。
こういう人は、まず自分から何かを他人に与えるという行為、そして感謝をしなくてはならない。
とお話しておりました。
この施餓鬼に通ずるものがあります。
他人を思いやる広く余裕のある心。
また、それを行うには自身を思いやり好きになれないとできません。
現在の不安定な世の中だからこそ、この様な気持ちを忘れずに表現できたらいいなと思います。
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