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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
それでは続いて、胃熱の牙痛について書いていこうと思います。
胃熱の歯痛は、辛辣香燥のものを好み、胃に熱が蓄えられて発生し、その熱が経絡を循って上蒸することによって生じます。
熱を発生する食べ物というと、ぱっと思いつくのが辛いものですが、甘い物や脂っこい物も熱を生みやすいです。
そういったものを過食する事により、胃腸に熱が蓄積されて、手、足の陽明胃経を循って、歯の痛みを出してしまいます。
特徴として、歯が張ったような痛みが発生し、頭部に拡散します。
また、胃熱ですので、歯齦の発赤腫脹や、顔面の熱感、口喝して冷たい物を好む、口臭、口唇や頬顎の腫脹疼痛、便秘、尿が濃いなど症状が出てきます。
風熱の歯痛との違いに関しては、表証の所見があるかないかが、判定基準になると思います。
胃熱の歯痛に関しては、熱の深さが重要になってきます。
歯痛と共に、歯齦の発赤・腫脹・出血が認められるものは、胃の熱が体のより深いところ、血分にまで達している事を示します。
歯痛はあるが、歯齦が腫れないのは、血分より浅い気分までしか到達していない事を示します。
このような場合は、熱を排除する治療が中心になってきます。
治療をしても、慢性的に食生活に乱れがあっては、すぐに戻ってしまう事も考えられるので、食生活を見直すことはもちろんの事、なぜそういった物を過食していたのかなども含めて、考えていくことが重要ではないかと思います。
参考文献
『症状による中医診断と治療』 上巻
原著:中医症状鑒別診断学 主編:中医研究院 趙 金鐸 編約:神戸中医研究会 (燎原書店)
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こんばんは。齋藤です。
台風が珍しい動きをして逸れていきましたね。
台風が近づくと、当り前ですが風が強くなりすぎて、自転車漕ぐのが大変です。
雨は、我慢すればなんとか凌げるんですけどね、、、
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
まずは、1と2の風熱と風寒の牙痛に関して、簡単に書いていこうと思います。
風熱と風寒では、寒熱の違いがあります。
風熱の牙痛は、風熱の邪が、歯体を侵犯して生じます。
熱邪により、歯齦の腫脹や、頬部の腫脹疼痛などが生じます。
また、風熱の邪が入ってきているので、温めたり辛辣なものを食べると痛みが強くなりますし、冷やすと軽減します。
風熱の邪が関与していることは、微熱や咽頭痛、口喝などの症状も一緒に出てくる可能性もあります。
続いて風寒の牙痛に関して書いていきます。
風寒の牙痛は、風寒の邪が、歯体を侵犯して生じます。
寒邪により、歯がひきつれる様に痛み、冷気を吸い込むと痛みが増強し、温めると緩解します。
風寒の邪が関与しているということは、悪風寒や、頭痛、口喝がないなどの症状も一緒に出てくる可能性もあります。
問診では、痛みが出たタイミングや、強くなったタイミングで、風邪の様な症状が出ていたかどうか、そういった環境にいたかどうかなど、確認する必要があると思います。
どちらも、まずは、風寒邪や風熱邪を取り払う事が治療のメインになってきます。
参考文献
『症状による中医診断と治療』 上巻
原著:中医症状鑒別診断学 主編:中医研究院 趙 金鐸 編約:神戸中医研究会 (燎原書店)
2013.09.12
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