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おばんでございます。樫山です。
前回までの内容
↓ ↓
前回は、食後困頓の中医学的な分類(以下)とその特徴について書かせて頂きました。
1、脾気虚による食後困頓
2、痰湿困脾による食後困頓
今回はそれぞれの分類について詳しくみていきます。
1、脾気虚による食後困頓は、飲食の不節制により脾胃虚弱となり脾の運化作用が低下して食物が消化されないために、脾陽がますます虚し、清陽が昇らなくなって発生します。
特徴は、倦怠無力感・少食・軟便などの脾気虚の症候をともなう事、と書かれています。
2、痰湿困脾による食後困頓は、長期間湿気が多い地域で過ごしたり、暑い時期に湿邪に犯されたり、もともと痰湿が盛んな体質のために湿邪が脾胃を阻害して、脾陽が清陽が昇らないため発生します。
特徴は、食後に疲れきって体を支える事ことも難しく、さらに肢体が重だるい、上腹部のつかえ、口が粘る、舌苔は膩、脈は濡などの症候をともなう事、と書かれています。
続く・・・
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こんばんは。二神です。(^0^)v
連日、嫌になるほどの厳しい暑さが続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私も先日、往診中に肌がヒリヒリして痛みを伴うような暑さを実感し、今年の暑さは
尋常ではないと思いました。
最近、テレビでは熱中症により亡くなる方のニュースもよく見かけます。
今年の異常な暑さには十分に注意が必要ですね。
そんな中、息子の行っている保育園でも暑さの影響から、プール遊びが中止に
なったそうです。
気温が高すぎて、暑さの影響から水温も下がらない為、熱中症になる危険があるとの事で
中止になったようです。
学生は先週末から夏休みに入ったところも多く、学童のプールも同様の理由で何度か
中止になっていると聞きました。
本来は暑さ対策も含めたプール遊びだと思いますが、暑さの影響でプールが中止になるなんて、
今までは聞いたことがなかったので正直びっくりしました。
ただ、熱中症で亡くなっている人もいるくらいなので、最近の天候では誰がいつ何時、
熱中症になってもおかしくありません。
少し、調べてみたところ、このプール中止の一つの基準は「暑さ指数(WBGT)」というものが
関わっているようです。
暑さ指数とは人間の熱バランスに大きく影響を与える、気温。湿度、輻射熱の3つを取り入れた
暑さの厳しさを示す指標です。
元々、軍隊の訓練による熱中症を予防する目的で1950年頃にアメリカで提案されました。
現在では熱ストレスの評価指標として国際的に規格化されています。
暑さ指数は以下のような計算式で算出でき、単位は気温と同じ℃で表記します。
屋外で日射がある場合
→暑さ指数=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
屋内または屋外で日射がない場合
→暑さ指数=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度
乾球温度:通常の温度計が示す温度で気温のことを表す。
湿球温度:温度計の球部を湿らせたガーゼで覆い、常時湿らせた状態で測定する温度。
黒球温度:黒色に塗装された薄い銅板の球の中心部の温度。
上記から算出した暑さ指数を用いた指針としては、運動に関する指針と、
日常生活に関する指針があり、暑さ指数が31℃以上だと特別な場合を除いては運動を中止し、
特に子供の運動は中止すべきとあり、高齢者に関しては安静時でも熱中症になる危険性が
大きい為、外出はなるべく避け涼しい室内にいることとあります。
保育園でプールが中止になったのも、暑さ指数が31℃を超えている状態だったようです。
私が小さい頃はそのような話は聞いたことがありませんでしたが、それだけ熱中症患者が多く、
熱中症から死に繋がることも少なくないからだと思います。
実際に私が往診している患者さんの中にも、熱中症になったという患者さんもいました。
この指数は環境省の熱中症予防情報サイトに詳しい情報が載っている為、
皆さんも外出する際などは、この暑さ指数を参考にしてみると熱中症の予防につながるかもしれません。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さんも体調管理には十分に注意しながらこの夏を乗り切りましょう。
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