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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は、防御作用に関して、書いていこうと思います。
気の防御作用とは、主に外邪からの侵入を防いだり、侵入した邪気を追い出したりする働きのことをいいます。
外邪って??ということになりますが、東洋医学では、六淫の外邪というのが、存在します。
風邪、湿邪、暑邪、燥邪、火邪、寒邪、これら6種類の邪気を六淫の外邪といい、これらの邪が、身体の外から、襲ってくると考えられています。
そして、身体への侵入を防ぐのが、衛気と呼ばれるものです。
衛気とは、主に体の肌表を護ります。
肌表とは、肌肉、皮毛を指します。
肌肉は皮下・筋肉組織、皮毛は汗腺、皮脂腺を含めた皮膚の表層をさします。
簡単に考えると、身体の皮膚表面の部分ですね。
基本的に、外邪と呼ばれるものは、身体の皮毛や、口鼻から侵入してくると考えられています。
その為、何かしらの原因により、防御作用が低下すれば、外邪が侵入しやすくなります。
しかし、多少邪気が入ったとしても、防御作用がしっかりしていれば、自分の力で、邪気を追い出すことができます。
この防御作用が、我々の知らないところで、日々、身体を護ってくれているのです。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
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人体自体の陰陽失調、気血障害、
六淫と区別するために、内風、内寒、内湿、内燥、
これらと、外感六気は発病過程で影響し合います。
外風を受けやすい人は内風を起こしやすく、
このように、外風が内風を誘発したり、
これを内外合邪と言います。
今回はまず内風についてです。
内風は臓腑、特に肝と脾の臓の機能失調、
内風の発生には肝が大きく影響しているため、
陰虚、血不足のために、風陽上昇、
また、陽熱が強い場合は肝経を焼き、内風を煽動します。
陽気不足から筋脈の温く作用失調し内風が発生することもあります
風痰
元々陰不足があると、陽気が高ぶり風を起こします。
また脾の運化機能失調で痰湿が体内に発生します。
そこへ七情不和、飲酒、過労、気候などが重なると、
虚風内動
陰虚、血虚により体内に発生する風で、症状としては、眩暈、手足の震え、しびれ、皮膚のかゆみ、
脾虚風動(慢驚風)
脾虚によっても風は発生します。
特に小児に多く起こります。
小児は先天が虚弱のため脾胃も虚弱になり、さらに食生活が乱れ、
症状は精神疲労、顔色が淡黄色や青白くなる、四肢の冷え、
次回へ続きます。
参考文献
『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所
『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰
『中医弁証論』 編著 柯 雪 帆
『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一
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