東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鼻衄(びじく)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「鼻衄(びじく)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
鼻衄(びじく)とは、鼻出血のことを指します。
 
 
 
『黄帝内経 霊枢・百病始生篇』には、「陽絡傷つけばすなわち血は外に溢れ、血外に溢れればすなわち衄血(じくけつ)す」と衄血が定義されています。
 
 
 
鼻衄が止まらない状態を「鼻洪」といいます。
 
 
 
『血証論』では、鼻衄が激しく、口からも流出するのを「脳血」と記載されており、
 
 
 
『諸病源候論』では、口、鼻、耳から出血することを「大衄」と記載されています。
 
 
 
『傷寒論』では傷寒、太陽病で発熱、無汗で鼻衄し、衄することにより表証が解除されることを「自衄」と記載されています。
 
 
 
後世では「紅汗」とされていますが、これは汗と血が同源であり、邪が汗によらず衄血によって解除されることを指しています。
 
 
 
女性の生理期の鼻衄は、規則的に発生する代償性の月経で、「倒経」とも呼ばれ、『医宗金鑑・婦科心法要訣』には「経行衄血」と記載があります。
 
 
 
弁証分類は、主に7つあり、次の通りです。
 
 
 
1.風寒欲解の鼻衄
 
2.風熱壅肺の鼻衄
 
3.胃火の鼻衄
 
4.肝火犯肺の鼻衄
 
5.脾不統血の鼻衄
 
6.腎陰虚の鼻衄
 
7.陰竭陽脱の鼻衄
 
 
 
弁証分類は以上です。
 
 
 
少し長くなりそうなので、本日はここまでということで、次回をお楽しみに!
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

 

二十四節気では5月6日で立夏と言い、暦の上では夏を迎えました。

 

 

 

 

 

少しずつ爽やかな日が増えてきて、だんだんと過ごしやすくなってきたなと感じます。

 

 

 

 

 

 

二十四節気は天文学的に決められ天文学的に決められるため、気候の変化を最も正確に反映すると言われています。

 

 

 

 

 

 

内経では立夏を過ぎると、日中は気温が上がり、発汗するようになります。

 

 

 

 

 

 

春の気候で盛んになった肝気は発汗することで緩んでおさまってきますが、気温が高い日が続くと肝気の上昇も続きます。

 

 

 

 

 

 

さらに、気温上昇とともに心熱が盛んになってきます。

 

 

 

 

 

 

すると、動悸、不眠、ほてりなどの症状が出てきます。

 

 

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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