東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について㉒

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

前回の続きで『寒熱』の説明をしていきます。
 
 
 
 
 
 f. 手足の寒暖 
 
 
 
 
1)手足厥冷:厥冷:厥逆 reversal cold of the extremities
 
 
 
→膝と肘まで、または、未端で冷たく、四肢の冷えを呈します。
 
 
 
2)厥reversal of qi
 
 
 
→気逆により①突然の意識喪失とともに、通常短い期間の肘と膝までの四肢の冷えを呈します。
 
 
あるいは②厳しい寒さで、失神により四肢の冷えを呈します。 
 
 
 
3)手足熱 vexing heat in the extremities
 
 
 
→四肢の不快なほてり(熱知覚)。
 
 
 『霊枢』経脈の手太陰経脈病症に、“掌中熱す”とあり、手太陰の経脈が掌中に流注してい るので、掌中が熱くなります。 
 
 
 
 
4)五心煩熱vexing heat in the chest, palms and soles 
 
 
 
→手掌・足底・胸に熱感を感じます。陰虚で起こる傾向が強いと言われています。
 
 
 
5)手足心熱 heat in the palms and soles
 
 
 
→四肢の主観的な熱病性の感覚を指します。
 
 
 
『霊枢』経脈の手厥陰経脈病症に、“手心熱”とあり、労宮穴を中心として、手掌全体が 熱くなります。
 
 
 
 
 
寒熱に関する問診の説明が終わり、次回からは飲食と味覚に関してご説明いたします。
 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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頭鳴(ずめい)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「頭鳴(ずめい)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
頭鳴とは、頭内で音が鳴り響くような感覚があるということを指し、脳鳴ともいいます。
 
 
 
『名医類案』には、「頭響(ずきょう)」、『雑病源流犀燭』には「頭脳鳴響(ずのうめいきょう)」という記載があります。
 
 
 
また、古人は頭鳴を「雷頭風(らいずふう)」の主症状とし、『証治準縄・雑病』には「雷頭風は、頭痛し核塊の起るものこれなり。あるいは頭に雷の鳴るごときをいうなり。風邪の客するところとなし、風動ずればすなわち声を作すなり」と記載がありますが、頭表面の腫塊にともなう頭鳴のことを指しており、臨床でみられるものは多くないとされています。
 
 
 
近年では、脳腫瘍で頭鳴が生じる場合は重篤とされています。
 
 
 
古くから頭鳴だけを論述している書籍は少なく、『名医類案・首風』に「頭響して耳鳴し、頂疼み目眩し、……気は肝火を挟む」と記載があるように、頭鳴と耳鳴を併せて論じているものが多いです。
 
 
 
両者が同時にみられることは多いですが、区別すべきであり、今回は頭鳴についてのみ話していきたいと思います。
 
 
 
頭鳴の弁証分類は、主に次の4つです。
 
 
 
1.髄海空虚の頭鳴
 
2.心脾両虚の頭鳴
 
3.湿熱の頭鳴
 
4.肝気鬱結の頭鳴
 
 
 
頭鳴は、他覚的に聴取できる「真性頭鳴」と呼び聴診器を頭部に当てて聴取します。
 
 
 
また、自覚的な「仮性頭鳴」に分類されており、真性頭鳴は予後不良とされています。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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