東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

前回の続きで『寒熱』の説明をしていきます。
 
 
 
 
 
e. 寒熱各論 
 
 
 
 
4)寒熱往來:往來寒熱:寒熱交作 alternating chi lIs and fever
 
 
 
 
寒と熱が規則的に交替して出現し、悪寒するときには発熱せず、
発熱するときには悪寒しない状態を指します。
 
 
寒熱往来の発作は1日に数回、あるいは1日に1回、隔日に1回といった具合に
規則的で常に口苦や咽の渇き、めまいなどの症状をいくつか伴います。
 
 
 
寒熱往来は邪気が少陽、つまり半表半裏にあることを表しています。
 
 
 
また寒熱往来が生じるときは、邪気があまり盛んでなく、正気もまだ衰えていないので
正邪が争ってあい譲らない状態にあります。
 
 
 
正気が勝てば発熱し、正気が負ければ悪寒し、
互いに勝ったり負けたりするため、寒熱が往来することになります。 
 
 
 
 
5)瘧疾
 
 
 
悪寒・戦慄と壮熱が交互に出現します。
 
 
 
発作は1日に1回あるいは2~3日に1回(周期的)。 激烈な頭痛、口渇、多汗を伴います。
 
 
 
 
 6)煩熱 heat vexation
 
 
 
不安や落ち着きのなさが付随する熱のことを指します。
 
 
 
 7)兼証 
 
 
 
表証の場合は、悪寒発熱の所見が重要ですが、その他の症状についても聞き出し、
より表証の弁証を確定させるために以下の症状を確認していく必要があります。
 
 
 
① 頭痛・身体痛:邪が体表部位の経絡に鬱滞し、気血の運行を妨げる。
 
 
② 鼻閉・鼻汁・咳嗽:肺は皮毛を主っており、鼻は肺のである。
邪気が皮毛・口鼻から侵 入して、肺の発・粛降機能が失調すると起こりやすくなる。 
 
 
③淡紅舌・薄白苔:邪が体内に深く侵入していないため、舌苔の変化も顕著には現れない。 
【注】風寒表証では普段よりも舌が潤い、風熱表証では舌、舌辺が紅くなる。
 
 
④ 浮脈:外邪が表を襲うと、正気が奮い立って抗争し、脈気が外に向かって流れる。
 
 
 
 
次週へ、続きます。
 
 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「疫毒の発黄」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
疫毒の発黄は、「急黄」、「瘟黄」と呼ばれ、「陽黄」に分類されます。
 
 
 
疫毒の感受により、湿熱挟毒が鬱滞して化火し、胆液を皮膚に外溢させてものであり、熱盛の症候と熱入営血の症候芽みられることが特徴であり、重症です。
 
 
 
この場合、濃い黄色の黄疸がみられ、高熱、強い口渇、多飲、煩躁、意識障害、うわごとがみられ、舌質絳紅色、舌苔黄褐色を呈します。
 
 
 
また、鼻出血、歯齦出血、吐血、血便、皮下出血、発疹などもみられます。
 
 
 
症状が重篤になると、意識障害もみられます。
 
 
 
治法は、清熱解毒、涼血開竅を用います。
 
 
 
湿熱の発黄も「陽黄」に分類されますが、発病が緩慢であり、黄疸の色が徐々に濃くなり、発熱が無く、口苦、口乾、胸苦しさ等がみられる、気分レベルの病症であるということが異なるポイントとなります。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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