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こんばんは。上村です。
前回は秋になりやすい病気について書きました。
秋燥病 参照
秋燥病は、風湿や風寒感冒との鑑別が必要になります。
風湿は外風と外湿邪が合わさったのをいいます。
発熱、微悪風寒、頭痛、自汗、身重感などの症状の症状は出ますが、著明な肺燥症状の口、鼻、唇、咽の乾燥や乾咳、無痰などの症状はみられません。
四季を通じて発生しますが、特に冬と春が多いといわれています。
風寒感冒は、外風と外寒邪が合わさったものをいいます。
いずれの季節も発症し、症状としては涼燥と類似します。
涼燥は初めに、必ず唇乾、鼻燥、咽乾などの乾燥がみられ、発病の季節が秋に限られます。
同じ風邪症状といっても細かく分類されるので、問診をする際に意識的に情報を集めて、病になったメカニズムをしっかり捉えることが大切だと思いました。
次回は、弁証分類など書いていきたいと思います。
続く、
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こんばんは。二神です。(^0^)v
本日は非常に晴天の一日でした。
往診するには気持ちいい日ですが、こんな日は暑さで体力が奪われるので注意が必要です。
さて、今年もRSウイルス感染症が流行しているそうです。
最近はテレビのニュースでも頻繁に取り上げられております。
以前は秋から冬にかけて流行すると言われていたようですが、ここ数年は夏頃から
流行するようになっており、流行する期間が延びております。
今年の8月末から9月始めにかけての1週間の調査によると、患者数が過去最多の1万人を
超えたことでも話題になっております。
前週から比べると1週間の患者数が3500人も増えたそうです。
この、RSウイルスは簡単に言うと風邪の症状を引き起こすウイルスで、特に呼吸器系の症状が
顕著に出る感染症です。
以前にもこのブログで紹介しております。
↓ ↓ ↓
RSウイルスに関するブログ
→ こちら
このウイルスは生後2歳までにほぼ全員が感染し、終生免疫がない為、大人になっても再発しますが、
大人になるにつれて症状が軽くなっていきます。
しかし、新生児や小さい子供に関しては、免疫機能が大人に比べるとないため、
普通の風邪症状に加えて、ひどい場合には咳が多くなり、
呼気性の喘鳴や、多呼吸の症状を引き起こす細気管支炎が発症する場合もある為、注意が必要です。
また、RSウイルスに対してのワクチンや特効薬は現在はなく、実際に起こっている咳や熱、
痰などの症状に対しての対症療法しかないのが実情です。
意外にもまだそれほど知られていないウイルスなのか、私の嫁も知らなかったようです。
小さい子供を育てている方は、頭の片隅に置いておくといいかもしれません。
私にも小さい息子がおり、最近、咳をしていることも多くあるので、十分に注意しながら治療を行う必要があると
感じております。
皆さんも、天候が変わりやすく体調も崩しやすい時期ですので十分にご自愛ください。
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