東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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七情の異常14

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こんばんは 浅田です

 

 

前回の話

 

七情の異常     七情とは

七情の異常2   善怒とは

七情の異常3   肝鬱気滞による善怒

七情の異常4   肝胆火旺による善怒

七情の異常5   肝脾不和による善怒

七情の異常6     善喜とは

七情の異常7   心火による善喜

七情の異常8   心腎不交による善喜

七情の異常9   心肝火旺による善喜

七情の異常10 善憂思とは

七情の異常11 心脾両虚による善憂思

七情の異常12 肺気虚による善憂思

七情の異常13 善悲とは

 

参照

 

 

 

今回は、善悲が起こる原因について

 

 

 

普段性格が内向的で精神が抑鬱し、長期間気の巡りが悪い状態が続くと身体に熱を持ちます。

 

 

 

身体に発生した熱が水分を消耗してしまい、心の臓を潤すことができなくなると、“臓躁”という状態になります。

 

 

 

臓躁については、『金匱要略 婦人雑病脈証併治』に、

 

 

 

婦人藏躁.喜悲傷欲哭.象如神靈所作.數欠伸.甘麥大棗湯主之.

 

 

 

と書いてあります。

 

 

 

臓躁の症候は、突然感情失禁して理由もなく泣き叫んだり、大したことでもない事に悲観的になり極端な興奮状態になるなど、ヒステリックな精神の錯乱状態を呈します。

 

 

 

発作前にあくびを頻発し、発作が起こるのが速く、止まるのも速いのが特徴です。

 

 

 

 

 

また、過労や慢性病により気を消費したり、食べ物から気を生成できなくなると、心の臓と肺の臓の気が不足し、“心肺気虚”という状態になります。

 

 

 

心肺気虚でも善悲は起こり、普段から気持ちはモヤモヤし悶々と悩みがあり、涙脆くなります。

 

 

 

慢性の咳、呼吸が浅くなる、動悸、息切れ、無力感などの症状を伴います。

 

 

 

悲しくて泣きたくなる時は、何かしらの理由やキッカケがあり、臓躁による善悲と大きく違い、理由もなく大泣きすることはありません。

 

 

 

 

 

他の七情の異常にも共通することですが、「悲」に関連する肺の臓だけでなく、精神を主る心の臓が強く関与しているため、短絡的な考え方はせず、全身を総合的に判断した上で治療することが重要になってきます。

 

 

 

 

 

 

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こんばんは 浅田です

 

 

 

11日土曜日、12日日曜日は北辰会の宿泊型研修会「順雪会」に参加してきました。

 

 

 

初日の内容は、

 

竹下院長による「衛気について」の講義に始まり、

 

新風先生による「フェザータッチから刺鍼へ」、

 

刺鍼実技、

 

ナイトセミナーの刺鍼実技、

 

島内先生による夜の体表観察練習、

 

深夜の問診練習、  でした。

 

 

 

衛気について理解したことで、普段意識し難い衛気の存在を認識でき、いつもより内容の濃い体表観察、刺鍼実技を行うことができました。

 

 

 

「上手い鍼」ができるようになるのではなく、「生体が欲する鍼」ができるよう、生体の反応を捉える意識をして、先生方と意見を言い合い練習に打ち込みました。

 

 

 

 

2日目は、

 

蓮風先生による「難病に挑む」、

 

刺鍼実技、  でした。

 

 

 

「鍼灸は、ただ鍼を刺して、灸を据えて、病を治すことではない。病気治しをするだけではなく、患者に希望を与え幸せにするのが鍼灸である。」

 

 

「東洋医学は難病を治せるからこそ、現代で発展している西洋医学に飲み込まれず、存在することができる、だから難病にチャレンジする。」

 

 

と難病に挑む理由、東洋医学の存在意義を、蓮風先生が熱く講義をして下さり、色々考えさせられました。

 

 

 

講義も実技もとっても濃厚で、充実した2日間となりました。

 

 

 

順雪会で学んだことを身体に染み込ませる為、これから日々反復練習していきます!

 

 

 

 

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