お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを1日1回クリックにご協力下さい!<m(__)m>
*****************************************************************************************
こんばんは、坂口です。
前回の続きです。
若白髪は前回も書きましたが主に、肝腎両虚によるもの、血虚生熱によるもの、肝気欝結によるものに分類されます。
それぞれの特徴を順に説明致します。
まずは肝腎両虚による若白髪から。
肝腎両虚とはその名の通り肝と腎の働きが弱まった状態になり、身体の潤いや栄養が不足します。
髪の毛は血の余りと言われ、肝は血を蔵し、腎は精を蔵しており、髪の毛と肝腎の関わりが強いです。
慢性病や過度の疲労、ストレスなどが溜まっている状態が続くと肝腎両虚の状態になってしまい、若白髪が出てきてしまいます。
肝腎両虚による若白髪の特徴は少しずつ白髪が目立ち始め、徐々に全体が白髪化していきます。
白髪が生えてくるだけでなく、髪の栄養が足りなくなるので脱毛も伴います。
また目のかすみ、眩暈、耳鳴りなどの症状も伴う特徴があります。
血虚生熱については次回に書いていきます。
参考文献
・症状による中医診断と治療
・基礎中医学
*****************************************************************************************
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを1日1回クリックにご協力下さい!<m(__)m>
*****************************************************************************************
こんばんは、坂口です。
前回
今回は若白髪について。
若白髪は東洋医学では鬚髪早白(しゅはつそうはく)と言います。
素問・上古天真論(じょうこてんしんろん)には、
「女子七歳. 腎氣盛, 齒更髮長; 二七而天癸至, 任脈通, 太衝脈盛, 月事以時下, 故有子; 三七, 腎氣平均, 故真牙生而長極; 四七, 筋骨堅, 髮長極, 身體盛壯; 五七, 陽明脈衰, 面始焦, 髮始墮; 六七, 三陽脈衰於上, 面皆焦, 髮始白; 七七, 任脈虚, 太衝脈衰少, 天癸竭, 地道不通, 故形壞而無子也.」
とあり、赤字部分には女性の場合は42歳で顔にしわが出始めて、白髪がぽつぽつと目立ち始めると書いてあります。(男性は48歳)
ちなみに素問・上古天真論は以前、養命酒のCMで「女は7の倍数」「男は8の倍数」という事を言っており、
養命酒のCMの原典が素問・上古天真論になります。
これぐらいの年齢になれば白髪がぽつぽつと生え始めてもおかしくはないですよね。
しかしこれよりも若い年齢で白髪が目立つくらい生えてきてしまっている場合、東洋医学的には
・肝腎両虚によるもの
・血虚生熱によるもの
・肝気欝結によるもの
といった風に分類されます。
次回はこれらの分類について書いていきます。
関連ブログ
*****************************************************************************************
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.09.17
問診に関して㊻(正邪の度合いを図るための問診①)2025.09.16
神昏(しんこん)とは⑥2025.09.15
血の病⑲2025.09.14
プラセボとは(同一視の法則)①2025.09.12
合わせる2025.09.11
交差点の身体設計2025.09.10
問診に関して㊺(心神の問診③)2025.09.09
神昏(しんこん)とは⑤2025.09.08
血の病⑱2025.09.07
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告④2025.09.06
気象発病学説⑬2025.09.05
役割の一つ2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入2025.08.31
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告③2025.08.30
気象発病学説⑫2025.08.29
休息は大事2025.08.28
帯状疱疹を「ビルの管制室」からながめる2025.08.27
問診に関して㊸(心神の問診①)2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤