東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診に関して㊳(二便の問診④)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

 

先週に引き続き、『二便』の問診ついて、便の種類に関して、書いていきます。

 

 

 

F.便の種類(続き)

 

 

 

11)暴瀉 fulminant diarrhea

 

 

突然の大量分泌の下痢の発症によって特徴づけられる病理学的変化

 

 

12)寒泄 cold diarrhea

 

 

寒邪の侵襲によって起こる下痢。

 

 

13)濡泄 soggy diarrhea

 

 

湿邪が脾を損傷することによって起こる下痢。

 

 

14)飧泄 swill diarrhea

 

 

消化不良の食物を含んでいる下痢。

 

 

15)便溏 sloopy stool

 

 

柔らかい、まだ形を成さない便の放出。

 

 

16)溏結不調 stool sometimes sloppy and sometimes bound

 

 

形状が一定していない便。

 

 

17)便膿血 stool containing pus and blood

 

 

痢疾ともいい、ゼリー状の膿や血液が混じった下痢があり、テネスムスなどを伴う。

 

 

大腸湿熱、寒湿、時疫、暑入厥陰、下焦虚寒、陰虚内熱などによって発症する。

 

 

18)大使硬結 hard bound stool

 

 

水分が不足し硬化した糞便。

 

 

19)大便乾燥:燥屎 dry stool

 

 

含水量が不足している糞便。

 

 

20)大便滑 fecal incontinence

 

 

排便をコントロールすることができないこと。

 
 
 
 
次週からは、「小便」に関してです。

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「陽盛格陰と陽虚陰盛の畏悪風寒」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれも悪寒と四肢の冷えがみられますが、病因病理は異なります。
 
 
 
まずは陽盛格陰の畏悪風寒についてです。
 
 
 
熱邪が裏に深伏して陽気を体内に閉鬱し、陽気が外部に達することが出来なくて悪寒が生じます。
 
 
 
この場合、「熱極まれば寒に似る」といわれているように、悪寒、四肢の冷え、脈沈は仮寒によるものであり、口渇強くて冷たい物を好む、胸腹部の灼熱感、尿が濃い、便秘、舌質紅、舌苔黄といった症状がみられ、真熱が主体となっています。
 
 
 
基本的な病態としては、陽熱が内に盛んで、陰寒を外に格している状態です。
 
 
 
治法は清裏瀉熱であり、裏熱が除去されれば、外寒も消失していきます。
 
 
 
次に陽虚陰盛の畏悪風寒についてです。
 
 
 
過労による内傷や慢性病による消耗により、臓腑の機能低下により陽気が衰え、陽気が陰液を制することが出来ず、陰寒が生じます。
 
 
 
この場合、身体がだるくて無力、息切れ、嬾言といった気虚症状、悪寒、四肢の冷え、尿が薄い、泥状便〜水様便、舌質淡、脈遅などの陽虚症状がみられることが特徴です。
 
 
 
治法は温陽散寒を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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