東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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牙歯浮動(がしふどう)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「牙歯浮動(がしふどう)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
牙歯浮動とは、牙歯動揺ともいい、歯が浮いてぐらつくことを指します。
 
 
 
手の陽明経は下歯に入り、足の陽明経は上歯に入り、歯は骨の余で歯齦から栄養を受ける為、歯の動揺は手足の陽明経と腎に特に密接な関係があります。
 
 
 
牙歯浮動は、牙齦宣露(歯齦の萎縮、歯根部の露出)に引き続いて起こる場合と、牙歯浮動の後に牙齦宣露を引き起こる場合があります。
 
 
 
ただ、牙歯浮動のみで牙齦宣露を伴わないものもあります。
 
 
 
今回は牙歯浮動を主症状とするものについて、お話していきたいと思います。
 
 
 
弁証分類は主に次の3つです。
 
 
 
1.胃熱の牙歯浮動
 
2.腎陰虚の牙歯浮動
 
3.腎気虚の牙歯浮動
 
 
 
牙歯浮動は口腔衛生と密接な関係があります。
 
 
 
普段から歯を磨かず、食物残渣が歯溝や歯齦に付着したままにしておくと、時間の経過とともに化熱して歯根腐蝕し、歯の動揺をきたします。
 
 
 
そのため、口腔の衛生状態を良い状態に保つことは、牙歯浮動の予防につながります。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

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牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「牙歯痠弱(がしさんじゃく)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
牙歯痠弱とは、歯がだるく痛い感覚を言い、食物を咀嚼する力もないことを指します。
 
 
 

歯齼(しそ)と記載がある書物もありますが、 齼は、「歯が酸味に接触したような感覚」のことを指しており、また別物です。

 
 
 
また、口酸も本症とは異なり、口酸は、口中に酸味があるが、歯には異常感覚はみられず、歯がだるく痛み、咀嚼する力がないといった症状はみられないという特徴をもちます
 
 
 
弁証分類は主に2つあり、次の通りです。
 
 
 
1.脾腎気虚の牙歯痠弱
 
2.風冷外客の牙歯痠弱
 
 
 
まずは脾腎気虚の牙歯痠弱についてです。
 
 
 
正気の虚が主体で生じます。
 
 
 
歯は骨の余であり、腎は骨を主ります。
 
 
 
そして、歯は胃と密接な関係があり、胃と脾も表裏関係にある為、脾腎の気が虚してくると、歯が栄養されなくなり、歯がだるく痛むという症状が出現します。
 
 
 
この場合、加齢や久病により正気が弱っている患者さんにみられることが多く、経過が長く、冷たいもの熱いものでも口に含むと不快感が生じるが、明確な誘発因子がないということが特徴です。
 
 
 
他にも、脈沈弱、舌質淡紅、舌苔薄白がみられます。
 
 
 
治法は、健脾補腎を用います。
 
 
 
次に風冷外客の牙歯痠弱についてです。
 
 
 
風冷の邪が歯に停滞して生じます。
 
 
 
この場合は、正気がしっかりしている青壮年の患者さんにみられることが多く、冷やしたり風に当たると症状が悪化しやすく、熱い飲食物を好み、冷たい飲食物を嫌う特徴をもちます。
 
 
 
また、歯の間を風が通るような感覚を訴えることがあります。
 
 
 
その他にも、脈は弦緊、舌質淡暗、舌苔白滑がみられます。
 
 
 
治法は、温経散寒を用います。
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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