東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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内傷病因⑤

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

 

今回はその他の発病因子についてです。

 

 

 

 

 

外感、内傷以外の発病因子で、範囲が広く、特徴もそれぞれ違います。

 

 

 

 

 

痰飲、瘀血、外傷、寄生虫、先天的素因などです。

 

 

 

 

 

まずは痰飲です。

 

 

 

 

 

痰飲は、水液代謝失調により、体内に発生した病理産物、他の病変を継発する病因でもあります。

 

 

 

 

 

痰飲には狭義と広義があり、狭義の意味での痰飲は、肺に貯留し、気管から喀出される分泌物です。

 

 

 

 

 

広義の意味での痰飲は、広く体内に凝滞した水湿のことです。

 

 

 

 

 

痰は肺、脾、腎の機能失調・不足で生じる病理産物で粘稠、飲は希薄な水液です。

 

 

 

 

 

生成された痰は気と共に三焦を流れ全身に至らない所はなく、様々な病症を引き起こします。

 

 

 

 

 

病変の特徴は、

 

 

 

 

 

①流竄しやすく、至らない所はない

 

 

 

 

 

痰飲は水湿の邪で陰邪です。

 

 

 

 

 

内は臓腑・胸膈に、外は関節・肌肉・経絡に、上は巓頂に、下は膝足に、どこでもみられます。

 

 

 

 

 

②気機を阻遏、神明を蒙閉する

 

 

 

 

 

痰飲は気機の運行を阻害し、昇降出入を失調させるため、胸が張り苦しい、嘔吐、呼吸困難等の気機不利を引き起こします。

 

 

 

 

 

③変症が多く、怪病を引き起こす

 

 

 

 

 

痰飲は流竄し、全身あらゆる所に到達するため、症状は変化しやすいです。

 

 

 

 

 

また、はっきりと弁証出来ない怪病の一部は、痰飲が原因で、症状に悪心嘔吐、痰が多い、肥満して皮膚色が蒼白、脈は滑、舌苔が膩、などがみられる場合は痰飲として論治し、寒熱虚実を弁別し、治則治法を確立します。

 

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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耳聾・耳鳴(じろう・じめい)とは⑥

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「耳聾・耳鳴」の続きで、「痰火の耳聾・耳鳴、気滞瘀血の耳聾・耳鳴」について、お話しいきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら
 
 
 
まずは痰火の耳聾・耳鳴についてです。
 
 
 
『古今医統』に「耳聾証は、すなわち気道通ぜず、痰火は鬱結し、壅塞して聾を成すなり」と記載があるとおりです。
 
 
 
特徴は、両耳がゴウゴウ鳴って、難聴となり、耳の閉塞感を伴うことです。
 
 
 
他にも、胸や腹が脹って苦しい、頭のふらつき、頭重、咳嗽、痰が多い、大小便がスッキリ出ない、舌質紅、舌苔黄膩、脈弦滑を呈します。
 
 
 
治法は清火化痰、和胃降濁を用います。
 
 
 
次に気滞瘀血の耳聾・耳鳴についてです。
 
 
 
情緒の抑うつによる肝気の鬱結や外傷により、気血が停滞して発生します。
 
 
 
特徴は、全身的な気滞血瘀の症候をともなうことです。
 
 
 
難聴、耳鳴は突発的に起こりやすく、頭のふらつき、頭痛、イライラ、胸脇苦満、舌苔黄、脈弦細がみられます。
 
 
 
治法は行気、活血化瘀を用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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