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こんばんは坂口です。
前回は口渇について書きました。
今回は食欲や食事量などの問診について触れていきたいと思います。
食欲の有無と食事量から得られる情報により、胃腸(脾胃)の状態がどうなっているかがわかります。
胃腸の働きといえば食べた物を消化吸収して栄養に変え、その栄養を全身に与えて健康状態を保ちます。
食欲は普段より亢進する場合と無くなってしまう場合に分けられると思います。
食欲が増えるという事は胃腸の働きが亢進している状態で、胃腸が熱に偏っている状態です。
食事は精神的緊張を緩める働きがありますが、大食いは胃腸に大きな負担をかけてしまいます。
普段よりもストレスがかかった時に、大食いしたいと思う方も多くいると思いますが、胃腸の為にもそこは我慢です。
食欲が無い状態は、簡単に分類すると胃腸自体の消化吸収能力が落ちている場合、
食べた物を上手く排泄できていない場合やストレスが関わってくる場合などがあります。
どのようにして食欲が無くなっていったのか、
それ以前の食生活の情報、お通じの状態、普段の生活でのストレスなどを詳しく確認する必要があります。
少し長くなりましたので次回に続く
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こんばんは坂口です。
今回は飲食に関する問診について書いていきます。
飲食の問診は脾胃の状態、陰陽、病の予後などを把握するために行います。
簡単に説明すると胃腸の働きはどうなのか、体の中の状態は熱に偏っているか、冷えに偏っているか、
症状は良くなっていくのか悪くなっていくのかなどがわかります。
脾胃は体内へ取り入れた飲食物を栄養に変え、全身を養う大切な働きをしているので、飲食は重要な問診項目になります。
飲食の問診で患者さんに確認させて頂く主な項目として口渇の有無、実際の水分摂取の量と飲み方、
食欲の有無、実際の食事量と食事の時間、味の好みなどがあります。
今回は口渇と水分摂取について。
口渇とは喉が渇き水分を欲することを言い、口の中が乾燥することではありません。
(口の中の乾燥は口乾です)
口渇がある場合、体内の水分が不足している状態であり、水分自体が少ない場合、熱によって水分が減ってしまっている場合、
もしくは体の一部分で水分の流れが阻害されている場合などが考えられます。
(陰虚、熱証、湿痰、瘀血、陽虚など)
口渇がありゴクゴク沢山飲め、尚且つ年中冷たい飲み物を欲するようであれば体の状態は熱に傾いている可能性が強まります。
口渇があっても実際には温かい物を欲する場合は体が冷えに傾いていると考えられます。
口渇と実際の水分摂取量や欲する飲み物だけでも体の状態についてこれだけ確認できます。
患者さんからしたらなぜこんな事を聞くんだと思う事にも大切な意味がありますし、
患者さん自身の生活状況の見直しにもなります。
長くなりましたので次回に続く。
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