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こんばんは、森岡です(^_^)
「分からない」という言葉。
皆さんも、一度は言ったことがあると思います。
「先生、今の説明分かりません。」
「あなたの気持が全く分からない。」
「意味分からない。」
日常生活でも、よく聞きますよね。
僕は、この言葉を使う時は注意しています。
「分からない」の意味には、2つあると思います。
1つは、
理解しようと極力努めたが、本当に理解できなかった。
もう1つは、
理解しようとする気持ちがはなから無い。
稀に、分かっていても、「分からない」という方もいらっしゃいますが・・・(苦笑)
これは「姿勢(気持ち)」の問題が重要です。
前者において使う場合は、言われた相手もさほど不快感を感じず、
むしろ、なぜ相手に伝わらなかったのかを考えることができる、
良い機会となると思います。
言った本人も、分からないことに対して、良い回答が得られれば、
更なる発展を望めます。
双方に良い訳です。
しかし、後者の場合は違います。
言われた側は、間違いなく不快感を感じるでしょう。
それが、もし、その人が真剣に学んだ知識だったり、
理解してもらおうと、一生懸命になって説明したことだったりした場合は特に。
そうなると「君、分かろうとする気がないんだろ?」となります。
そして言った側も、不快となります。
なぜなら、この言葉をよく使う人は、
自分が、「分かろうとする気が無い」ことに、「気づいていない」ことが多いからです。
むしろ、自分は「分かろうとして聞いている」とさえ、思っていたりします。
ですから、言われた側が不快感を示したことに、不快感を示します。
「何で、そんな態度取られなきゃいけないの?」
しかし、これは、明らかに相手に対して「失礼」に当たります。
こうなると、この先は何も発展は望めません。
双方に悪影響です。
ですから、僕は「分からない」を使う時は、その前に一度、自問自答をします。
「自分は分かろうとするための気持ちをもって、最善の努力をしたのか?」
この、
「分かろうとする姿勢」
を持つことが、非常に重要なんじゃないかなと思います。
たとえ、自分が興味のないことであっても、「分からない」を使う時には、分かろうとする努力をする。
この姿勢は、「積極性」や「自主性」にもつながると思います。
また、言葉には不思議な力があります。
自分が発した言葉は、相手はもちろん、自分も聞いているのです。
つまり、
相手に言っているようで、その実、自分に言い聞かせている。
「分からない」とは、
自分に対して「分からなくていいんだ」
と、言い聞かせているのです。
これは怖いことです。
皆さんは、自分の姿勢を棚に上げ、内なる自分に、知らず知らずに、
「分からない」
を、発していませんか?
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こんばんは、松木です。
今日から「EBM:Evidence-based Medicine(根拠に基づいた医療)」について書いていこうと思います。
とは言いましても、私自身も勉強不足の部分が多々ありますので、間違いがありましたら、ご指摘頂きたいと思います。
まあこれはEBMに限らず、今まで書いた全ての記事に言える事ですが。
一般の方にはどの程度浸透しているのか分かりませんが、医療業界ではEBMという言葉、エビデンス(根拠)という言葉は、たいへんよく耳にします。
例えば、この治療法のエビデンスは〇〇で、とか、この治療法にはエビデンスがないからダメだ、などです。
エビデンスとは根拠のことですから、要するに「ある病気に対して、ある治療が効く理由」ということです。
医学なんだからそんなのあって当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、EBMにおけるエビデンスというのは、その理由を説明する場合に決まりがあるのです。
EBMという呼称が最初に使われ出したのは、1991年のことです。
カナダのマクマスター大学でこの名称を与えられたそうです。
しかしEBMの手法自体は欧米では以前から普及していました。
では、EBMのどこが斬新だったかというと、手順が体系化されたことと、エビデンスの質に基準を示している点です。
このことについては、今後書いていきます。
次回はEBMにおけるエビデンスって何?ということについて書いていきます。
つづく
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