東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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守・破・離(その1)

こんばんは、森岡です(^_^)

前回は、「学問」について書きました。

学習と学問 参照

今日は「学問」を進めていくには、というお話です。

そのヒントとなることを、室町時代の猿楽師(今で言う能師)の世阿弥(ぜあみ)さんが、彼の著書「風姿花伝」の中でこんな風に述べていました。

この世阿弥さん、非常に面白い人です。

室町時代初期(1363~1443年)に活躍した猿楽師で、お父さんも有名な猿楽師です。

世阿弥12歳の時に父とともに、将軍足利義満の前で猿楽を舞い、義満は父の舞台に感激したが、共演した美少年世阿弥にメロメロ。

以後、寵愛をうける。

(この年で将軍様の御前で堂々と舞えるなんてタダ者じゃない!!)

現在の能で代表的な作品は約240曲とされる中、世阿弥さんの作品は約50曲!!

スゴイですねぇ。

また、後年には出家されています。

そして能の理論書とされる「風姿花伝」を著します。

この本は、能師としていかにして上達し、いかにして人気を得、それをいかにして一生涯保つかと言うことを、実際に即し、具体的に、微に入り細に入り、あらゆる角度から説いている本です。

この中で演出法や技能法という外的な面はもちろん、能師としての心構えや観客の心の動かし方など内的な面についても言及しています。

つまり「心」を特に重要視しているんです。

東洋医学も「心」の面(内側)を身体(外側)を触ることで伺ったりします。

皆さんもよく知っている言葉で

「初心忘るべからず」

これは「風姿花伝」の中の言葉です。

と、大分話がズレましたが、

この本に「守・破・離」という言葉が出てきます。

これが「学問」をする上で、大変参考になりました。

では次回、この「守・破・離」について。

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学習と学問

こんばんは、森岡です(^_^)

授業中のよくある風景。

先生:「ここまで、何か質問ある人いますか?」

生徒:「・・・。」

先生:「では次に進みます。」

皆さんもこんな場面に遭遇したことがあると思います。

僕なんかは、せっかく時間もお金も割いて「学び」に来ているのにもったいないなぁと感じてしまいます。

この「学ぶ」という字を使った語句で「学習」と「学問」があります。

非常に似ているようで全く非なる言葉です。

「学習」とは、その字のごとく「学」を「習う」事です。

つまり学ぶ側の姿勢としては、非常に受動的です。

一方、「学問」とは、「学」を「問う」事です。

学ぶ側の姿勢は、能動的になります。


「問う」ということは「疑問」をもつことです。

習っていることに、「そうかな?」「本当なのか?」と常に考える。

これが知識の探求において非常に重要だと思います。

また、「学問」の始まりは、「問答」だったと言われています。

東洋医学の古典書籍にも問答形式のものが沢山あります。

「学習」を進めて「学問」にする。

皆さんは「学問」していますか?

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