東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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雛祭り

こんばんは、松木です。

本日は桃の節句、雛祭りですね。

雛祭りは五節句の一つとして、古くからある風習のひとつです。

ところで、この「桃」というのは、桃太郎しかり、中国の桃源郷しかり、何かと東洋的な考えのなかで重宝されています。

雛祭りでも、私は体験したことはありませんが、桃の花の入った桃酒を飲むような習慣があるそうです。

この「桃」というものを東洋思想的にはどのように考えているのでしょうか?

吉野裕子さんの著書「陰陽五行と日本の民族」という本によりますと、

桃は古代中国で辟邪の呪物とされ、種々の伝承があるそうですが、なかでも有名なのが「西王母の桃」という話だそうです。

西王母は古代中国の仙人だそうですが、西に住み、その園には三千年に一度実を結ぶという桃があり、これを食せば疲れを去り、長寿が得られるというものだそうです。

昔、漢の武帝はこの桃を贈られたそうです。

ここにもあるように、桃は「西」で採れ、五行でいう「金」の性質を強く持つ果実であるとされています。

「金」は五行の中で最も強く、堅固なものです。

五行について詳しい解説はこちらをご参照下さい。
清明院院長ブログ 「五行」って何ですか?

要するに「強さ」を象徴しています。

それゆえ、子供の健やかな成長を願う雛祭りや、鬼退治に行く桃太郎などに、「桃」という果物は登場しやすいというわけです。

このような東洋思想的側面から日本の習慣を見るのは、とても楽しいです。

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現代人に多い熱邪の発生と治療(その1)

こんばんは、森岡です(^_^)

以前、熱についてのお話をしました。

動物治療から考察する「臭い」と「熱」

マイコプラズマ肺炎急増(その1~8)  

この熱ですが、全てが悪い訳ではなく、ある程度の熱は体にとって必要です。

体を温め、護り、五臓六腑の活動を円滑にします。

しかし、これが過剰になると体にとって有害な「邪」となり、様々な悪影響を与えるようになります。

有害な邪となったものを「熱邪」とか「火邪(かじゃ)」と呼びます。

現代人は、この「熱邪」・「火邪」による病気が非常に多いです。

では、この二つの邪はどのようにして発生するのでしょう?

原因は大まかに分けて、以下のものがあると考えられます。

1.ストレスや感情の起伏などによる精神的疲労

2.暴飲暴食
 (特に味の濃いもの・甘いもの・脂っぽいもの・辛いもの・酒など)

3.睡眠不足やオーバーワークなどによる肉体的疲労

4.ある種の風邪

5.季節・天候(暑さや乾燥など)

ストレス社会、食生活の欧米化、過労、環境破壊による異常気象etcetc・・・

現代に「熱邪」による病気が増えるのは必然的であると思います。

また、これらがいくつか絡み合うことによって、更に「熱邪」を発生させやすくなります。

そして、「熱邪」によって引き起こされた症状を、

「熱証(ねつしょう)」

と言い、特徴的な症状を呈します。

次回に続く。

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