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おばんでございます。樫山です。
前回までのブログ
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前回は、現代で言う感染症のような症状を東洋医学ではどう考えているか書きました。
やはり昔から流行病というのはあって、普段診る様な一般的な風邪などの症状とは違った、独特な症状が出ている病に対し温疫という独立した考え方がありました。
東洋医学でもそれらの症状に対する考え方や治療法があり、様々な対処法が考えられてきました。
現代西洋医学では、急性感染症に対し、抗生物質やワクチンなどを発見し対処してきました。
中には非常に効果のある薬もあり、多くの感染症の治療に効果を上げています。
ただ、今後も未知のウイルスや細菌が出現し、人類の生命を危険にさらす事があるかもしれません。
東洋医学は感染症の治療は不得手と言われる事がありますが、全く手出し出来ないという訳ではなく、東洋医学独自の治療法があります。
人間にはもともと自分を感染源から守る抵抗力が備わっていて、感染源を薬で 直接殺すのではなく、自分の抵抗力を高めてやることによって感染源を排除する。
そのような考え方が根底にある東洋医学が、感染症の予防や治療に役立つ事も大いにあると思います。
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ここまで、強い伝染性をもつ温疫の概要について書いてきました。
東洋医学の温疫の考え方は現代の伝染性を持つ疾患に応用出来るものが多くあります。
温病学入門(東洋学術出版)には、強い伝染性をもつ温毒として大頭瘟(だいずうん)、爛喉痧(らんこうさ)について述べられています。
温毒は、温毒熱邪を感受して発生する伝染性の熱病で、局所の紅(発赤)、腫(腫脹)、熱(熱感)、痛(疼痛)、甚だしければ潰爛(潰瘍や糜爛)をともなうのが特徴とあります。
一般的には冬・春に発症し、発病が急激で症候も重篤です。
大頭瘟は、風熱の時毒(季節性・流行性を持つ病邪)によって生じる急性熱病で、頭面部の紅腫熱痛を特徴とし現代で言う、顔面丹毒やおたふく風邪(流行性耳下腺炎)などが含まれると考えられます。
爛喉痧は、温熱毒邪を感受して発生する伝染性熱病で、発熱、咽喉の腫脹疼痛や糜爛、皮膚の真っ赤な小斑点の密集を特徴とし現代で言う、猩紅熱が含まれると考えられます。
いずれの病も、温暖多風の春や、寒いはずがかえって温暖な冬季などに病邪が発生し、身体の弱りがあると発病しやすくなります。
病邪は口鼻から呼吸を通し身体に侵入し、肺や胃を犯しやすく、咽の痛みや強い口渇などがみられます。
これらの特徴的な症状から病を分析し様々な治療法が確立され、また多く人に蔓延する伝染性から予防法が考えられてきました。
続く、、、
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2013.09.12
2013.11.14
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