東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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評価の難しさ

2011.02.04

こんばんは、松木です。

先日、講師をしている学校で「指圧実技」という授業の実技試験を担当しました。


試験内容は、私が実際に指圧を受けながら、「圧が垂直か」「圧の強さは適切か」「速度が一定か」「左右の手で手技に差はないか」などの項目を評価していくものです。

また、実技試験中に「口頭試問」を行います。

例えば、「今触っている筋の名前は何ですか?」などです。

そして、その質問に対する回答がの正確さと、質問に答えるために考えている間に手技が雑になっていないかを評価します。


「実技試験の評価」を行う際、このように上記の項目ごとに評価点を付けていくのですが、

その際、評価項目とは別に、私個人の「きもちいいな」とか「あ、上手いな」といった「感情」がふっと脳裏に浮かんできます。


そして、この「感情」で感じたことと、「評価項目によって採点した点数」に若干のズレが生じることがあります。


このズレの一番の原因は、評価項目の内訳にあると思います。

なるべく正確に手技の良し悪しを評価できるよう、色々と模索しております。

また、「感情」として感じてるものには「私の好み」が大きく反映していると思われます。

ということは、あまり「感情」と「評価項目によって採点した点数」を一致させ過ぎると、「極めて自分好みな評価」をしてしまう恐れがあります。


しかし、実際の患者さんが術者を評価する際は、この「感情」に依るところが大きいはずです。


この分析的、理論的な評価と、感情、感覚的な評価のすり合わせが大変難しいと、やればやるほど感じる今日この頃です。



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