お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは、永井です。
この時期は、植物が気温の急上昇と共に勢いよく芽吹くように、人間の体もまた影響を受けやすい時期であります。
往診患者さんが春の季節のイメージとして、バラが1か月の間に一気に芽から花を咲かせることに似ていると仰っていたことを思い出し、本当にそうだなと感じます。
春の季節の特徴として、気温が徐々に、だんだんと上がり、季節が移り変わるのではなく、ぐんと急激に気温が上昇し、変化していくのです。
すると、人間の体、精神も急激な変化が求められるため、やはり負担がかかります。
気温上昇に伴い、身体も頭に気血が昇ります。
従って、頭痛、眩暈、頚肩凝り、鼻血、咳など、身体の上部の症状が出やすくなるのです。
また、精神的にも昂りやすくなり、イライラしやすくなります。
適度に運動を心がけ、生野菜を摂るようにし、生活リズムが乱れないように早寝早起きをする、香辛料やカフェイン、甘味の量を調節して、気が昂りすぎないように心身のバランスを取り、健やかに過ごしていきたいですね。
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 謝敷です
先月からパーキンソン病に対する鍼治療の症例報告を見ています。
今日は、週3回の治療を約1ヶ月(合計12回)行った後の、症状の変化について見ていきます。
治療を行う際は、治療前後での変化を検討するために、
症状の強さを数値化したり、アンケートのような質問に答えて、そのスコアを比較したりします。
今回の症例では、以下の項目を評価しています。
①パーキンソン症状の重症度と生活の質
②非運動症状(疲労感、気分の変化、消化器症状:嚥下・流涎・便秘)
③運動機能(バランスや歩行速度・歩幅)
結果、
①では、気分のスコアが大幅に改善し、
②では、流涎、首や背中のこわばりが大幅に軽減しました。
治療から1ヶ月後に、フォローアップした際にも、
流涎や痙攣等の再発は見られなかったようです。
鍼が、これらの症状に有効だった機序について、詳細は記載されていませんが、
鍼治療が、脳に作用し、不安やうつ等に有効だったという動物実験の結果を紹介しています。
パーキンソン患者さんでは、まれに今回の患者さんのように
生涯にわたる服薬や、衝動制御障害などの副作用を理由に
服薬を拒否する患者さんがいると書かれています。
こうした治療拒否には、医師と患者さんとのコミュニケーションが重要であるとしていますが、
感情的な問題により服薬を拒否している場合、
鍼治療がその導入において有効なのではないかと記載しています。
身体的な症状の改善はもちろんですが、
不安等が和らいでいくと、治療に前向きになったり、
生活習慣が改善されるといった行動変容に繋がるのではないかと思います。
そして何より患者さんのQOLはぐっと高くなるのではないかと思います。
パーキンソン症状1つをみても、
鍼灸がまずどういった症状に効果をなしていったのか、
その変化が、興味深いなと思いました。
(参考文献)
Lei S, Liu Q, Leong I, Fan J, Tsang Y, Liu X, Xu X, Zhuang L. Acupuncture therapy for Parkinson’s disease: a case report demonstrating symptomatic improvement without medication. Front Neurol. 2024 Jan 29;14:1330054. doi: 10.3389/fneur.2023.1330054. PMID: 38348115; PMCID: PMC10859393.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38348115/
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.07.04
言葉の奥深さ2025.07.03
整えることは、調えること2025.07.02
問診に関して㊱(二便の問診②)2025.07.01
畏悪風寒(いおふうかん)とは①2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭2025.06.15
CONSORT声明2025⑦2025.06.14
気象発病学説④2025.06.13
成長の喜び2025.06.12
制限が紡ぐ美しさの円環2025.06.11
問診に関して㉝(発汗の問診⑥)2025.06.10
癇(かん)とは②2025.06.09
血の病⑬2025.06.08
CONSORT声明2025⑥2025.06.07
気象発病学説③2025.06.06
学生との接し方2025.06.05
梅雨と梅2025.06.04
問診に関して㉜(発汗の問診⑤)2025.06.03
癇(かん)とは①2025.06.02
血の病⑫2025.06.01
CONSORT声明2025⑤2025.05.31
気象発病学説②2025.05.30
不備を解消する2025.05.29
さくらんぼの種2025.05.28
問診に関して㉛(発汗の問診④)2025.05.27
身熱肢寒(しんねつしかん)とは②2025.05.26
誕生日2025.05.25
CONSORT声明2025④2025.05.24
気象発病学説2025.05.23
うれしいこと2025.05.22
さくらんぼと鳥2025.05.21
問診に関して㉚(発汗の問診③)2025.05.20
身熱肢寒(しんねつしかん)とは①2025.05.19
そろそろ梅雨入り2025.05.18
CONSORT声明2025③2025.05.17
雨2025.05.16
知って理解する2025.05.15
さくらんぼの実