東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五神⑬

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
そろそろ12月ですね。
 
 
 
寒いですね。
 
 
 
炬燵が大活躍です。
 
 
 
猫って本当に炬燵で丸くなるんですね。
 
 
 
それでは前回の続きです。
 
 
 
前回の話はコチラ
 
 
 
今回は、普段皆さんが行っている、視る、聴く、嗅ぐなどについて、簡単ではありますが書いていこうと思います。
 
 
 
現代医学において、知覚や感覚というものは、脳で情報処理がなされているとされています。
 
 
 
一方、中医学では、「心主神明論」を基礎として、人間の感覚や知覚などは心神の主導のもと、情報処理されているとされています。
 
 
 
『霊枢・本神』に「物を任ずるゆえんは、これを心という」と述べられています。
 
 
 
その為、神は心に舎り、心神は人間の感覚や知覚などの情報処理を行う中枢であるので、心という臓は、感知された知覚や感覚などの客観的事物を反映するところとなります。
 
 
 
『霊枢・邪気臓腑病形篇』には、「人体の十二の経脈、三百六十五の絡脈の血気は、みな上って顔面に注ぎ、七竅(耳目口鼻)に流れています。その精陽の気は目に注いで、それでものを見る事ができますし、その傍行する気は、両側から上って耳に注ぎ、それで聴く事ができます。その宗気は上って鼻に注ぎ、それで匂いを嗅ぐことが出来ます。その穀気は胃から上って唇と舌に通じ、五味を弁別することが出来ます。」と記載されております。
 
 
 
『素問・痿論』には「心は全身の血脈を主る」と記載されていることから、各器官の感知機能の物質基礎が気血であることを明らかにしています。
 
 
 
また、知覚や感覚を感知する活動の中枢である心神は、感覚器官である五官(目、舌、口唇、鼻、耳)を結んでいるのは経絡系統であることも明らかにしています。

 

 

参考文献

『現代語訳 黄帝内経素問 上・中・下巻』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版社)

『現代語訳 黄帝内経霊枢 上・下巻』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版社)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)

 

 

 

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鯉②

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

「鯉」の薬用としての記述は、中国最古の薬物書『神農本草経』に「鯉は長期に食用しても害 がなく、人の健康を保つ上薬に分類される。」と記載されています。

 

 

 

明の時代、李時珍の著書『本草網目』 に母乳促進効果(催乳効果)について書かれていました。

 

 

 

日本に現存する最古の医学書である、『医心方』や、日本最古の料理本『四條包丁儀式』にも、鯉の記載がみられます。 

 

 

 

鯉の特性として、寒熱では平、五味では甘、臓腑は脾、胃に影響を与えると考えられています。

 

 

 

効能として、胃腸の機能を高める、母乳の出を良くする、利尿効果などが挙げられます。

 

 

 

しかし、河川の魚の為、脂っこく、食べ過ぎると胃腸に負担をかけ、場合によっては湿熱を生じてしまう事があります。

 

 

 

その為、もともと胃腸が弱い方は、過食する事により余計胃腸に負担をかけてしまう可能性があり、注意が必要です。

 

 

 

余分な水分が溜まっている方や、妊娠中でむくみのある方は、利尿作用があるため、少量の摂取が望ましいとされています。

 

 

 

味をつけていない鯉のスープは、出産後の体弱で母乳の出が少ない方には、非常に効果があるとされています。

 

 

 

続く

 

 

 

『東方栄養新書』(メディカルユーコン)  著:梁 晨千鶴 

 

 

 

 

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