東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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内傷病因③

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

 

台風の影響もあり、変わりやすい天気が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

 

今回は、房事過多についてです。

 

 

 

 

 

房事とは性生活のことを指します。

 

 

 

 

 

房事過多とは性生活に節制がないために、健康を害する状態のことです。

 

 

 

 

 

適度に行われる房事は人体の陰陽調節をし、健康維持に寄与します。

 

 

 

 

 

房事が過度になると、主に腎精が消耗し、症状は、陰精不足による腰痛、足腰がだるく無力、めまい、耳鳴り、遺精、健忘、不眠、月経不順、不正性器出血などです。

 

 

 

 

 

これが長期化すると陰損及陽して、腎陽不足になり、冷え、ED、五更泄瀉などの症状が出ます。

 

 

 

 

 

傷腎だけでなく、心、肝にも影響し、腎陰不足により、心陰を上出来ず、心火亢盛になったり、腎陰不足が肝陰にも及び、肝腎陰虚から相火亢盛を引き起こしたりします。

 

 

 

 

 

肝は宗筋を主り、肝脈は陰器を絡うため、房事過多は直接肝を損傷させます。

 

 

 

 

 

腎は先天の本であり、腎の損傷が続くと、五臓全てが損傷を受けて虚労を引き起こします。

 

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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耳聾・耳鳴(じろう・じめい)とは④

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「耳聾・耳鳴」の続きで、「肝血虚の耳聾・耳鳴、腎陰虚と腎陽虚の耳聾・耳鳴」について、お話しいきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら
 
 
 
まずは肝血虚の耳聾・耳鳴についてです。
 
 
 
血の不足、大量出血、慢性病による陰血の消耗などで、肝血が不足することで発生します。
 
 
 
特徴は、蝉の鳴き声のような耳鳴と聴力低下がみられ、疲労したり午後になると悪化するということです。
 
 
 
その他にも、目眩、多夢、眼の乾燥感、視力低下、舌質淡、脈細がみられます。
 
 
 
治法は滋補肝血を用います。
 
 
 
次に腎陰虚と腎陽虚の耳聾・耳鳴についてです。
 
 
 
いずれも腎虚によるものであり、難聴が次第に進行して、蝉の鳴き声のような耳鳴が夜間に増強するという特徴を持ちますが、陰虚と陽虚の違いがあります。
 
 
 
腎陰虚の耳聾・耳鳴は、五心煩熱、盗汗、腰膝酸軟、口咽の乾燥感、イライラなどの虚熱の症候をともなうことが特徴です。
 
 
 
その他にも、頭のふらつき、目眩、不眠、遺精、舌質紅、舌苔薄、脈細数がみられます。
 
 
 
治法は滋補腎陰、潜陽を用います。
 
 
 
腎陽虚の耳聾・耳鳴は、寒がる、四肢の冷え、尿量が多い、倦怠感、泥状便、腰膝酸軟、遺精、陽萎(ED)などの虚寒の症候をともなうことが特徴です。
 
 
 
その他にも、顔色が青白い、舌質淡、舌苔薄白、脈細弱がみられます。
 
 
 
治法は温腎壮陽を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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