東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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頭暈(ずうん)とは②

2023.06.15

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「心脾両虚と中気不足の頭暈」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら!
 
 
 
いずれも虚証という共通点がありますが、それぞれ気血両虚と気虚の違いがあります。
 
 
 
まずは心脾両虚の頭暈についてです。
 
 
 
心は神を蔵して血脈を主り、脾は意を蔵して統血しています。
 
 
 
過度の心労・思考などで心脾が損傷して気血が消耗したり、大病や大出血で気血が不足すると頭暈が発生します。
 
 
 
特徴は、「血は気の配たり、気のつくところにして、血をもって栄となす、およそ吐血崩漏産後の亡陰、……これ眩暈は血虚より生じるなり」とあるように、
 
 
 
気血が不足すると、頭や目を栄養出来ないため、頭のふらつき、目がかすむなどの症状が生じ、
 
 
 
血虚のために、動悸、疲労感、不寝、顔色にツヤが無い、口唇や舌質淡、脈細弱などの症状がみられ、心労のよって頭のふらつきが激しくなる特徴を持ちます。
 
 
 
治法は、補気血、益心脾を用います。
 
 
 
次に中気不足の頭暈についてです。
 
 
 
過労による元気の消耗や脾胃虚弱の体質のために、中気不足となって頭暈が発生します。
 
 
 
『霊枢・口問』に「上の気不足すれば、脳これ不満をなし、耳これ苦鳴をなし、頭これ苦傾をなし、目これ眩をなす」と記載がありますが、
 
 
 
気虚で清陽が昇らないために、頭がふらつき、頭暈が生じ、耳鳴、居眠り、横になりたがる、倦怠無力感、懶言、息切れ、食欲不振、軟便などの気虚の症候がみられる特徴をもちます。
 
 
 
舌質淡、脈は細がみられます。
 
 
 
治法は、補中益気を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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