東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診に関して51(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査③)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

先週に引き続き、「⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査)」に関して、書いていきたいと思います。

 

 

 

2.季節との関わり

 

 

 

b.二十四節気

 

 

 

太陰暦では、月の周期に基づいて月建てをするため、太陽の周期とズレを生じるので潤月などが入り、農耕等に不便となります。

 

 

 

そこで古代中国では、本来の季節を知る目安として、太陽の運行に基づいた二十四節気( 1年を24等分した季節区分法。各節気の一期間は、約十五日間)が導入されました。

 

 

春  

一月 立春 (2月4日頃) 雨水 (2月19日頃)

二月 啓蟄 (3月6日頃) 春分 (3月21日頃)

三月 清明 (4月5日頃) 穀雨 (4月20日頃)

 

四月 立夏 (5月5日頃) 小満 (5月21日頃)

五月 芒種 (6月6日頃) 夏至 (6月21日頃)

六月 小暑 (7月7日頃) 大暑 (7月23日頃)

 

七月 立秋 (8月7日頃) 処暑 (8月23日頃)

八月 白露 (9月8日頃) 秋分 (9月23日頃)

九月 寒露 (10月8日頃) 霜降 (10月23日頃)

 

十月 立冬 (11月7日頃) 小雪 (11月22日頃)

十一月 大雪 (12月7日頃) 冬至 (12月22日頃)

十二月 小寒 (1月5日頃) 大寒 (1月20日頃)

 

 

 

1)天象と暦学上の季節区分一春分・夏至・秋分・冬至

 

2)暦学上の季節区分一立春・立夏・立秋・立冬

 

3)気温一小暑・大暑・処暑・小寒・大寒

 

4)気象一雨水・白露・寒露・霜降・小雪・大雪

 

5)物候一啓塾・清明・小満

 

6)農事一穀雨・芭種

 

 

 

3.昼夜との関わり

 

 

“故陽氣者.一日而主外.平旦人氣生.日中而陽氣隆.日西而陽氣巳虚.氣門乃閉.

 

是故暮而收拒.無擾筋骨.無見霧露.反此三時.形乃困薄.”

 

『素問』生気通天論

 

 

とあり、人体は1日24時間の陰陽とも同調しています。

 

 

 

最も陽気の高まる昼間~夕刻に人間も最も陽気が盛んとなり、最も陰気が盛んとなる真夜中~明け方に人間も最も陰気が盛んとなります。

 

 

 

次週に続きます。

 

 

 

お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

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牙疳(がかん)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「牙疳(がかん)」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
牙疳とは、歯齦が潰破びらんして、疼痛を伴うことを指します。
 
 
 
弁証分類は主に3つあります。
 
 
 
1.風熱の牙疳
 
2.青腿の牙疳
 
3.走馬の牙疳
 
 
 
まずは風熱の牙疳についてお話していきたいと思います。
 
 
 
普段から胃熱をもっている者が風熱の邪を感受した際、風熱邪が歯齦に侵入して肌膜を損傷すると発症します。
 
 
 
この場合、風熱邪を感受するとすぐに発熱あるいは寒熱往来し、歯齦が発赤、腫脹、疼痛が激しく、2~3日で歯齦がびらんして、出血しやすくなります。
 
 
 
疼痛により、飲食物の摂取が障害されるような状態となります。
 
 
 
患部の範囲は、頬部粘膜までは拡大しないことが特徴です。
 
 
 
その他にも、粘稠な唾液、顎下の疼痛性の腫脹、悪心、嘔吐、便秘、舌質紅、舌苔薄黄、脈浮数を呈します。
 
 
 
一般的には半月程度で次第に治癒します。
 
 
 
少数例ではあるものの、慢性化して歯が露出し、膿が流出することがあります。
 
 
 
治法は、疏風、清熱解毒を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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