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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
牛肉、豚肉、鶏肉と説明をしてきました。
今回から、羊肉を説明していきたいと思います。
まずは、歴史から。
羊肉は最も古くから食べられてきた食肉であり、その歴史はざっと1万年以上もさかのぼれると言います。
家畜化されたのもかなり早く、8000年前にさかのぼることができると言われ、その歴史は牛や豚よりも遙かに古いのです。
意外ですね。豚や牛より歴史が深いというのは。
特に、アラブ地方では頻繁に食べられ、彼らの間では「肉」と言えばこの羊肉を指します。トルコの代表的な肉料理カバブKabab(「シシ・カバブ」のカバブ)も、元は「羊肉」という意味です。
戒律に厳しいイスラム教やユダヤ教でも、この肉は容認されており、祝祭日ともなれば、多くの羊が屠(ほふ)られて人々に供される姿を見ることができます。
では、日本と羊肉との出会いはいつなのでしょうか?
羊は推古天皇7年(599年)に百済より2頭伝えられたという記録が最も古く、その後、江戸時代末に至るまでほぼ記録にないそうです。
あったとしても献上された数頭の記録だけで、その羊が日本に根付いたという記録も無いようです。
しかし、1805年に長崎奉行の成瀬正定が羊を輸入、中国人の牧夫を雇い、肥前の浦上で飼育していたとの記録もありますが、失敗したようです。
チャレンジはしていたらしいのですが、うまくいかなかったみたいですね(笑)
日本の気候があわなかったのでしょうか?
羊は暑さや湿度に弱いと言われているので、そういった環境が、繁殖を妨げる原因となったのでしょうか。
ともかく、羊は日本では親しみある動物でなかったことは確かなようで、干支に描かれている「羊」はほとんどが「山羊」らしいそうです。
これは羊を見たことがない画家が、中国の書物の「羊は山羊に似ている」という一文から想像して描いた説が有力で、当時の羊は、山羊という説があるほどです。
続く。
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こんばんは坂口です。
今回は飲食に関する問診について書いていきます。
飲食の問診は脾胃の状態、陰陽、病の予後などを把握するために行います。
簡単に説明すると胃腸の働きはどうなのか、体の中の状態は熱に偏っているか、冷えに偏っているか、
症状は良くなっていくのか悪くなっていくのかなどがわかります。
脾胃は体内へ取り入れた飲食物を栄養に変え、全身を養う大切な働きをしているので、飲食は重要な問診項目になります。
飲食の問診で患者さんに確認させて頂く主な項目として口渇の有無、実際の水分摂取の量と飲み方、
食欲の有無、実際の食事量と食事の時間、味の好みなどがあります。
今回は口渇と水分摂取について。
口渇とは喉が渇き水分を欲することを言い、口の中が乾燥することではありません。
(口の中の乾燥は口乾です)
口渇がある場合、体内の水分が不足している状態であり、水分自体が少ない場合、熱によって水分が減ってしまっている場合、
もしくは体の一部分で水分の流れが阻害されている場合などが考えられます。
(陰虚、熱証、湿痰、瘀血、陽虚など)
口渇がありゴクゴク沢山飲め、尚且つ年中冷たい飲み物を欲するようであれば体の状態は熱に傾いている可能性が強まります。
口渇があっても実際には温かい物を欲する場合は体が冷えに傾いていると考えられます。
口渇と実際の水分摂取量や欲する飲み物だけでも体の状態についてこれだけ確認できます。
患者さんからしたらなぜこんな事を聞くんだと思う事にも大切な意味がありますし、
患者さん自身の生活状況の見直しにもなります。
長くなりましたので次回に続く。
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