東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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春の日差し③

 

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

前回、嗜睡が起こる中医学的な弁証分類までお話しました。

 

 

 

 

~分類~
①湿による嗜睡
②脾虚による嗜睡
③腎陽虚による嗜睡
④腎精不足による嗜睡
⑤陰虚による嗜睡

 

 

 

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春の日差し②

 

 

 

 では、それぞれどういった症状があり、どういったメカニズムかみていきます。

 

 

 

 

①湿による嗜睡

 

 

湿による嗜睡は、頭がしめつけられるように重い、身体や四肢が重だるい、腹が張る、軟便、下腿の浮腫、舌にじっとりとした苔がみられるなどの症状を伴います。

 

 

 

 

雨にうたれたり、湿度の高いところで生活していたり、暴飲暴食によって余分な水分が体内に溜まってしまったりすることが原因となります。

 

 

 

 

この湿邪によって、身体の正常な循環が阻害されることによって、気血が上部に行き渡らず、心神が湿に抑制され頭が重く、疲れて眠くなるというのが、湿による嗜睡です。

 

 

 

 

②脾虚による嗜睡

 

脾虚による嗜睡では、食欲が減退し、特に食後に眠くなる、体が虚弱、無気力などの症状を伴います。

 

 

 

 

病後の消耗や、思慮過度で余計な事まで考えて常に精神的なストレスがかかっていたり、飲食の不摂生などが原因となります。

 

 

 

 

脾の臓の気血を巡らせる働きが低下し(運化失調)、気血が心神に行き渡らず嗜睡が起こります。

 

 

 

今回挙げた分類では飲食の乱れや食欲など、食に関わる事が嗜睡の原因になります。

 

 

 

続く・・・

 

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肉食について⑤

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

肉食について

 

 

 

肉食について②

 

 

 

肉食について③

 

 

 

肉食について④

 

 

 

続いて西洋医学的にみてみましょう。

 

 

 

たんぱく質は、筋肉や皮膚、臓器、爪、毛髪など体のあらゆる器官をつくるのに欠かせない栄養素です。

 

 

 

豚肉にはたんぱく質を構成するアミノ酸が豊富に含まれており、体内で生成することができない必須アミノ酸もバランスよく摂取することができます。

 

 

 

また、気になる脂質は、健康維持や脳の情報伝達を促進する働きがあるため、適量を摂取する必要があります。

 

 

 

豚肉の部位によって脂質の含有量が異なるため、ダイエット中で脂質を制限したい方は、ヒレなどの赤身を選ぶと良いでしょう。

 

 

 

ビタミンとミネラルは、食肉に多く含まれている栄養素ですが、豚肉にはビタミンB1をはじめとするビタミンB群や亜鉛、鉄分、カリウムなどが特に豊富に含まれています。

 

 

 

この様に、実は疲労回復や美容などに効果のある栄養素が豊富に含まれているます。

 

 

 

豚肉は良くブタミンとか言われている位、ビタミンが豊富なイメージでしたが、ビタミンやたんぱく質だけではなく、色々な栄養素が含まれているんですね!

 

 

 

続いて、東洋医学的にみていくとどうでしょう。

 

 

 

豚は、五行でみますと、五畜の「水」に属します。

 

 

 

体質を丈夫にし、病気への抵抗力を高める作用があります。

 

 

 

豚肉の属性として、寒熱は平(微寒)で作用は潤、五味は甘、塩味、臓腑は脾と胃と腎です。

 

 

 

「平性(微寒)」の為、やや体を冷やす作用があり、「潤」の作用があるため、体の水分を潤す作用があります。

 

 

 

また、「甘」の為、甘い味で緊張をゆるめ、滋養する作用と、「塩味」で堅い物を柔らかくする作用があり、脾の臓と、胃の腑、腎の臓に影響を与えます。

 

 

 

「平(微寒)」の為、体に余分な熱を籠らせにくい性質があります。

 

 

 

 なので、身体の冷却水の不足により、熱が溜まってしまっている「肝陽上亢」の方も食べても悪影響を与えることは少ないでしょう。

 

 

 

また「潤性」であるため、余分な水分を生じやすい為、病理産物である痰を形成しやすいです。

 

 

 

その為、食べすぎで消化不良を起こし、体内に老廃物の溜まってしまっている「食積痰湿」の方や、冷え症で水分代謝が低下している「陽虚」の方、下痢傾向のある「高年者」の方などは控え目にした方が良いです。

 

 

 

内臓は牛肉と同様、部位により性質や効能などが違います。           

 

 

 

豚肉は生では食べられないのでしっかり加熱してから食べてください!!

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献

東方栄養新書 メディカルユーコン

 

 

 

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