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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
基本的に、お肉というのは、東洋医学的には大まかに熱としてとらえられています。
その為、肉食に偏り、身体に熱が加わり続けると、喉が乾きやすくなり、冷たい物を一気にゴクゴク飲みたくなってきます。また、便秘がちになり、便や小水の色が濃くなり臭いがキツクなったり、汗の臭いが強くなったりなどの変化が起き易くなります。
そして、過食が続いてしまうと、肉は消化が悪い為、胃腸への負担が強くなります。
胃腸への負担は、湿という病理産物を生み出し、肉食の熱と結びつき、湿熱というものに変化します。
湿熱は気や血の流れを滞らせ、消化吸収能力を落とします。
身体の症状として、倦怠感や胃もたれ、下肢の浮腫、湿疹、下痢などになります。
消化吸収が悪くなる事により、気血の産生が落ち、疲れやすいなどの症状が出ます。
また、大便が便器につきやすくなったり、汗がべとつき、臭いがきつくなったりなどの変化をもたらしてきます。
肉料理はどうしても油を多量に使用するため、湿熱を助長してしまいます。
それでは、肉の種類によって、身体に与える影響はかわるのでしょうか?
続く
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
皆さんは、大晦日といったら何を想像しますか?
除夜の鐘、紅白歌合戦など色々ありますよね。
今回は、
蕎麦にも色々と種類がありますが、私は断然、田舎蕎麦派です!
あの食べ応えと香りは最高ですね。
毎年、年末には必ず好きなお店から蕎麦を取り寄せる位、大好きです。もちろん蕎麦湯も。
そんな年越し蕎麦ですが、年末に食べる習慣は比較的新しく、江戸時代から始まったと言われています。
細く長い見た目から長寿や健康を祈って食べられる様になったそうです。
また、蕎麦は切れやすい事から、1年の厄災を断ち切るという意味でも食べられていたみたいです。
この他にも、金運が向上するとも言われておりますので、残さずしっかり食べないとですね!
ただ、1つだけ注意点があります。
基本的に悪い事を翌年に持ち越さない。という意味合いがあるので、日付が変わる0時までに食べ終わっている事が望ましいそうです。
年越しに何気なく食べていましたが、こんなにも色々な意味をもっていたのですね。
それでは、蕎麦は東洋医学的にみると、どの様な効能があるのか書いていこうと思います。
蕎麦は涼性の為、体を冷やす効能と、気を降ろす効能があります。
その為、「肝陽上亢」の方には良いですが、「陽虚」の方には向いていません。
「肝陽上亢」とは、身体の冷却水の不足により、熱が溜まってしまっている状態をいいます。
また、「陽虚」とは、身体を温める機能が著しく低下している状態をいいます。
蕎麦には整腸作用があるため、日頃から暴飲暴食をしており、消化不良をおこしている「食積痰湿」の方には良いですが、蕎麦は消化しにくいため、胃腸がもともと弱い「気血両虚」の方や高年者の方、小児は控えめにした方が良いそうです。
もう少しで大晦日を迎えますが、来年もより良い1年にするために、歳神様をお迎えして、年越しそばを残さず食べて、健康運、金運を向上させましょう!
少し早いですが、皆様良いお年をお迎えください。
来年も宜しくお願い致します。
参考文献
東方栄養新書
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