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こんばんは。齋藤です。
そろそろ三月も終わりを迎えようとしています。
三年生だった子供も、来月から四年生になります。
清明院でブログを書かせて頂き始めた頃、まだ年長だったのですが。。。
子供の成長は早いですね。
私も負けない様に頑張っていきたいと思います。
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
これまでは、血と関係の深い臓に関して書いていきましたが、今回は、実際の出血のメカニズムについて書いていこうと思います。
東洋医学では、出血は何らかの原因により脈絡が損傷されたり、血液が妄行したりして、血液が脈から溢れ出すという病理変化です。
血液が妄行?となりますよね。
血分に邪熱が及んだ状態で、血液の速度が速くなりすぎて、漏れ出すような状態で、中医学では血熱妄行と言います。
そうすると血分?となってしまいますよね。
血分とは、衛気営血弁証の弁証の内の一つで、大きく四段階に分類されます。
衛分→気分→営分→血分の順で体の深さを示し、血分は四番目で一番深い部分で障害が発生し、症状が発生している病態です。
この場合ですと、血液の中に邪熱が入り込み、血液の速度が速くなりすぎて漏れ出し、出血するという事になります。
続く。
参考文献
『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医弁証学』著:兵頭明、 柯雪帆 (東洋学術出版)
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こんばんは!樫部です。
本日は、「しゃっくり」についてお話ししていきたいと思います。
しゃくりのことを東洋医学的には、吃逆(きつぎゃく)、噦(えつ)、呃逆(あくぎゃく)と呼ばれます。
呃逆は、横隔膜の痙攣により声帯がとじて「ひっく」という音が喉で発生し、一定間隔で繰り返される現象です。
横隔膜の不随意な動きとともに胃気が上逆して特徴的な音を引き起こします。
基本的な病理は、胃の腑の問題と胃気が肺にうまく上注しないことです。
呃逆の弁証分類は、主に4つあり、全て病因は内傷に分類されます。
1.胃寒気逆
冷飲、寒邪直中などで胃の降濁作用の失調により、呃逆が起きます。
低音で緩慢であることが特徴で、胃部の痞えと張り感が随伴し、
温めると緩解、冷やすと増悪します。
2.胃火
辛いものを飲食するか、外感熱邪が胃腑に結するか、情志失調で肝火犯胃により胃に熱がこもると、上逆するため呃逆が発生します。
大きな音で、勢いがよく力強い特徴があります。
その他に、口臭、胃脘部の灼痛、尿が濃く少ない、便秘といった症状が伴います。
3.脾腎陽虚
陽気が虚したために、胃の和降ができなくなり発生します。
この場合、微弱で途切れ途切れに出る特徴があります。
顔面が白く、あまり食を欲っさず、全身倦怠感を訴え、寒がったり、手足の冷えを伴います。
4.胃陰虚
胃陰が不足したために胃の和降ができなくなり発生します。
間欠的で促迫した呃逆で、口内の乾燥、煩渇を伴います。
呃逆については、以上です。
次回は「げっぷ」についてお話をしていきたいと思います。
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 上下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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