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こんばんは 浅田です
昨日は二松學舍大学で行われた、日本内経医学会シンポジウム「内経学の系譜と漢学教育」に参加してきました。
先日、加畑聡子先生にお誘い頂き、大変楽しみにしておりました。
流派を越えて多くの先生方がいらっしゃっており、ご挨拶させて頂きました。
〇第1部:講演会
基調講演Ⅰ 「血気-開啓《黄帝内経》之門的密鑰」
中国中医科学院 首席教授 黄 龍祥 先生
基調講演 Ⅱ 「日本における内経の受容と変遷」
北里大学 客員教授 小曽戸 洋 先生
〇第2部:シンポジウム「内経学の歴史と現況」
「中国における内経学の歴史と教育の現況」
明治国際医療大学 特任准教授 斉藤 宗則 先生
「明治期における日中医籍交流」
二松學舍大学文学部 教授 町 泉寿郎 先生
「近代日本の内経学の発展と普及」
日本内経医学会 会長 宮川 浩也 先生
〇島田隆司先生顕彰会
ご覧の通り、大変豪華な内容で、『黄帝内経』の歴史、教育、現状について、貴重な講演を拝聴しました。
難しい内容でしたが、島田隆司先生を始めとし、黄帝内経を研究し発展と普及に携わってきた歴代の先生方の熱い気持ちが伝わってきました。
多くの先生方が、長い年月をかけて古医書の文献研究、翻訳、現代語訳、解読に精を尽くして下さり、現代は書籍やネットデータで古典を学びやすい時代となっています。
古典の解説や先生方の見解がまとめられている資料を手に入れやすい環境の中で勉強できることに、大変感謝しております。
心動かされたこの機会に、日本内経医学会の書籍を何冊も購入しました。
丸山昌朗先生の著書『黄帝鍼経講』の一番初めにはこう書いてありました。
「黄帝鍼経(霊枢)を学ぶに就いて
キリスト教徒にとっての聖書(バイブル)、イスラム教徒にとってのコーラン、日蓮宗徒にとっての妙法蓮華経、これに匹敵するものが、中国系医学では、湯液家にとって、傷寒論・金匱要略があり、鍼灸家にとっては、素問・霊枢・難経がある。
此等の書は、共に日日坐右に置き、生涯復熟反読すべきものである。」
「共に日日坐右に置き、生涯復熟反読すべきもの」
この文が勉強不足の甘えた心に響き、ケツを叩いてくれました。
まずは基礎をキッチリ固め、古典を学び、臨床に活かせるよう努力していきます。
果てしない東洋医学の奥深さと勉強量を改めて実感し、歴代の先生方に感銘を受けた一日でした。
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こんばんは。上村です。
前回まで、花粉症と風邪の違いについて書きました。
前回ブログ 参照
今回は東洋医学的な視点も絡めて書いていきたいと思います。
一般的に風邪の初期症状として代表的なのが、頭痛、鼻塞、鼻水、くしゃみ、悪寒、発熱、浮脈あげられます。
病程は3~7日で、病程中に伝変することは非常に少ないと言われています。
病因病理としては、人体の抗病能力の不足に乗じて、風邪が肺衛皮毛に侵入して発病する疾病です。
気候の急激な変化や、時期はずれの寒暖は、風邪病毒が最も人体に侵襲し易いです。
原因としては、風邪の感受が主であるが、常に人体の正気の強弱と密接な関係があります。
続く、、、
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