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おばんでございます。樫山です。
今日から、いよいよ12月。
寒さも一段と厳しくなってきて、風邪やインフルエンザが流行してきました。
風邪というと、鼻水、咽痛、頭痛、関節痛、倦怠感、寒気、発熱、下痢、腹痛などなど、様々な症状が連想出来ます。
何となく体調が良くない時に、誰もが風邪かなと考えますが、そんな時に、通院し診てもらうと、「風邪かな〜」と言われる事もしばしば、、、
この症状があったら「風邪」という様に、風邪の定義をはっきり言う事は難しい面があります。
日本呼吸器学会のホームページには、上気道(鼻、咽頭、喉頭)の急性炎症のみでなく、最近は下気道(気管、気管支、肺)にまで広がって急性炎症をきたす疾患を総称していわれる、
とあり、風邪という疾患名はなく、様々な症候(群)を総称して、いわゆる「風邪」と定義されています。
上記の日本呼吸器学会の概要のように、上・下気道に炎症をきたす疾患を風邪症候群と呼び、腹痛や嘔吐・下痢などのような症状に対してはウイルス性胃腸炎と診断し、曖昧な診断にならないよう考えられてもいます。
いずれにしろ、様々な症状をきたす風邪症候群は、ウイルス感染が原因で罹患すると考えられています。
そのほとんどが、安静にして過ごせば自然に治癒するというのが一般的です。
もし、それが長引く咳や発熱になったり、あるいは重症化すると、風邪ではなかったという、除外診断になるということもあります。
中医学では、六経弁証という風邪症候群に対して使われる考え方があり、咳や鼻水、寒気や発熱だけに関わらず、様々な症状に用いられます。
ざっくり言うと、外界からの影響(風や寒邪)に身体が反応し、様々な症状を起こしている状態であり、一言で風邪といっても症状の出方、個体差によって様々な原因があると考えられ、鍼灸・漢方などでは多くの治療パターンがあります。
西洋医学でも東洋医学でも、風邪を引くという言葉があるように、外界から身体へ何らかの原因が侵入し、様々な症状をきたすのが「風邪」です。
ウイルスでも、風寒邪でも元気な身体には影響を及ぼしません。
どちらも身体に入ってきた異物を叩く事が一番の解決方法で、様々な症状を押さえているだけでは、なかなか身体から異物は去っていってくれません。
西洋医学でも東洋医学でも、風邪症候群にはそれぞれ有効な治療法があります。
風邪をどうやって治療するか、どちらを選択するかは患者さん個人の価値観・考え方でもあります。
風邪引いたから鍼灸院に行こうと選ばれるような世界になっていったらといいな~と、いち鍼灸師として思います。
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こんばんは 浅田です
前回の話
参照
今回は「喜」の異常、「善喜」について
善喜とは、
嬉しいことや面白いことがないのに、理由なくよく笑うことをいいます。
『霊枢 経脈篇』では「喜笑不休」、
『霊枢 本神篇』では「笑不休」とあり、
通常は「喜笑」と呼ばれています。
統合失調症、精神分裂病の症状の一つに、誰もいないのに、笑ったり独り言を言ったりする「空笑(くうしょう、からわらい)」という症状があります。
「善喜」はこの空笑に該当し、精神疾患及び、心の臓の病に多く発症します。
『素問 陰陽應象大論篇 』には、
「南方生熱.熱生火.火生苦.苦生心.心生血.血生脾.心主舌.其在天爲熱.在地爲火.在體爲脉.在藏爲心.在色爲赤.在音爲徴.在聲爲笑.在變動爲憂.在竅爲舌.在味爲苦.在志爲喜.喜傷心.恐勝喜.熱傷氣.寒勝熱.苦傷氣.鹹勝苦.」
と書かれており、
心の臓が病的な時は、異常な喜び、異常な笑いを引き起こし、
また、過度な笑いや喜びも、心の臓を傷つけることがあり、
心の臓と強く関連していることがわかります。
院長ブログ参照
次回からは、善喜が起こるメカニズムについて
続く…
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