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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は五神の「魂」に関して、書いていこうと思います。
『霊枢・本神』に、「神に随いて往来する者、これを魂という」と記載されています。
五行で見た場合、肝に属し、魂と肝と密接な関係にあります。
神はあらゆる精神活動の統率する役目があります。
魂は、神の次元より低い精神活動を主っています。
心には血を正常に流す働きがあり、肝には血を貯蔵する働きがあります。
身体に血が足りていて、心が血を正常に流していれば、肝は血を貯蔵することができます。
肝が正常に働くには、血を貯蔵し、肝自身が潤う必要があります。
肝が正常に働けば、肝は「疏泄の働き」を通して、体全体の気血の流れを良くし、肝も疏泄を通して、血の流す働きを補佐します。
また、心自身も血が足りなくなると十分に働くことができなくなるため、肝も心も血を活動の源としています。
このように肝と心は、密接な関係にあるため、心神と魂も同様に密接な関係にあると考えられており、心神が不安定になると、魂も不安定になります。
また、魂は睡眠と夢と密接な関係にあります。
その為、心神や魂が不安定になることで、睡眠障害や悪夢や多夢などの症状が出てくる、原因になることもあります。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経霊枢』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩
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こんばんは!樫部です。
本日は、「眠れない」ことに関して、お話ししていきたいと思います。
眠れないことを東洋医学的には、不得臥、失眠、不寝といいます。
いつも通り眠っているつもりが睡眠時間が減少したり、入眠困難であったり、途中で覚醒してしまったり、一度覚醒すると眠れなくなったり、状態が重篤になると朝まで一睡も出来ない場合を指します。
失眠の弁証分類は、主に8つあり、病因はすべて内傷に分類されています。
1.心陰虚
心陰が虚すと心陽が高ぶり、心神が不寧になります。
なかなか寝つくことができず、眠っても多夢で、すぐに目が覚めてしまう特徴があります。
この場合、動悸、焦燥感といった、心の臓の異常を思わせる症状や、
盗汗、手足のほてり、口咽の乾燥といった陰虚所見がみられます。
2.心腎不交
労倦などにより腎陰が虚し、心と上手く水火の交流ができずに、心陽が高ぶり不眠になります。
入眠困難となり、ひどい場合は一睡も出来ず、寝返りばかり打つ特徴があります。
この場合、健忘、多夢がみられますが、その他に、下記のような腎陰虚を思わせる症状が多くみられるようになります。
頭暈、腰膝酸軟、耳鳴、盗汗、口咽の乾燥、五心煩熱、月経不順、遺精。
3.心脾両虚
思慮過度により、心と脾が弱り、気血の生化が出来ないと、
心脾が保養されない為、心神不寧となり失眠を生じます。
不眠、多夢で覚醒しやすい、途中で覚醒すると寝付けないという特徴があり、健忘がみられます。
心の臓の異常として、動悸がみられ、
脾の臓の異常として、全身倦怠感、食欲不振、食事量の減少、味覚低下、軟便・水様下痢・便秘、
その他に、息切れ、懶言といった気虚所見もみられます。
4.胆気虚(心胆気虚、心胆不寧)
驚きや恐怖によって胆気が損傷すると、決断出来なくなります。
そうなると心気、心神が伸びやかでなくなり、漠然とした恐怖感で入眠出来なくなります。
怖くてなかなか寝付けない、寝ていても驚きやすく、小さな物音でも驚いて起きてしまう特徴があります。
人に捕まえられるような気がする、びくびくする、動悸(驚悸)がみられ、
息切れ、善太息、吐き気とともに苦汁が込み上げる、眩暈感といった症状がみられます。
長くなってしまいそうなので、本日はここまでということで!
次回をお楽しみに!
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つづく
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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