東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 筋肉

血の病⑧

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

こんばんは。齋藤です。

 

 

 

桜が満開ですね。

 

 

 

皆さん、お花見にはいきましたか?

 

 

 

今週末までは持ちそうなので、散歩がてらお花見はいかがでしょうか。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、血の働きについて書いていこうと思います。

 

 

 

これまでのところで少し書いている部分ではありますが、改めて書いていこうと思います。

 

 

 

血は、気と一緒に全身をめぐります。

 

 

 

その際に、全身の器官組織を栄養し、滋潤するという働きがあります。

 

 

 

具体的に説明していくと、血は顔面を養うと、顔色に潤いと艶を与え、髪の毛を滋養するので「髪は血の余」ともいわれ、目も滋養し、潤いを与えまし、爪も血に栄養されていると考えられています。

 

 

 

血の滋潤作用により、全身の皮膚感覚が良好となり、筋肉を潤すことで、全身の運動が十分に行えるようになりますし、骨髄も栄養することで、関節の動きをスムーズにさせます。

 

 

 

特殊な作用として、血は精神活動に極めて重要な影響を及ぼしています。

 

 

 

血と神志の活動には、密接な関係があります。

 

 

 

五臓が正常に働き、血脈が滞りなく流れることで、精神活動が安定的に行われます。

 

 

 

何かしらの原因で、血が足りなくなったり、熱を持ったり、固まったり、漏れ出るなどの病理状態は、精神衰弱や不眠、健忘、多夢、煩躁、悪化すると、精神恍惚、驚悸不安、癲狂、混迷などの神志の失調などの多くの症状を引き起こします。

 

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

噛歯(ごうし)とは⑤

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「熱極生風の噛歯」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
熱極生風の噛歯は、急性の発熱生疾患の経過の中でみられ、小児に多くみられる傾向にあります。
 
 
 
主な症状は、高熱、煩躁、口渇して喜冷飲、顔面紅潮、口唇の乾燥感、強い発汗、便秘、尿の色が濃い、腹満、腹痛と圧痛がみられます。
 
 
 
また、舌質紅、舌苔乾燥で黄あるいは黄厚で芒刺、脈弦数あるいは洪大で数、または沈実で数、または滑実で数で有力な脈といった熱盛の症候がみられる特徴があります。
 
 
 
熱盛となる場合、主に次の3パターンがみられます。
 
 
 
1.肝経熱盛
 
この場合は、軽症では、頭のふらつき、目がくらむ、情緒不安定などを呈します。
 
重症となると、突然の筋肉の引き攣り、顔面神経麻痺、半身不随、後弓反張がみられ、さらに重篤になると意識障害がみられます。
 
脈は弦数、有力を呈します。
 
治法は、平肝熄風を用います。
 
 
 
2.陽明気分熱盛
 
この場合は、高熱、激しい口渇、強い発汗、脈洪大がみられます。
 
治法は、清気分熱で、漢方だと白虎湯加減を用います。
 
 
 
3.陽明熱結腑証
 
この場合、痞え、腹満、腹痛、便秘、舌質紅、舌苔が黄で乾燥などがみられます。
 
治法は、通腑瀉熱を用い、漢方だと大承気湯が使われることが多いです。
 
 
 
いずれにしても、清熱が主体であり、熱邪が除去されれば内風もやみ、噛歯も止まります。
 
 
 
ただし、心胃火熱の噛歯については、焦燥感、口臭が主な症状であり、熱証ですが、熱極生風のように高熱が出たり、動風がみられることは無い為、鑑別のためのポイントとなります。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

 

 

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ