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こんばんは。二神です。(^ー^)v
最近は天気の悪い日が続いています。
こんな日は自然と気持ちも落ち込みやすくなってしまいがちです。
テレビや新聞などのニュースでも、あまりいい話題は少ないので
早く天候だけでも回復して気持ちも晴れやかにしたいものです。
では、前回の続き行きましょう。
前回までのブログはこちら。
前回までは症状の特徴や治療法などを簡単に紹介してきました。
今回はミトコンドリア脳筋症の3大病型について書いていこうと思います。
1、慢性進行性外眼筋麻痺症候群(CPEO)
→これは目の周囲の筋肉に麻痺が生じることで眼球が動かなくなってしまうものです。
初期の段階では、上のまぶたが垂れ下がってしまう眼瞼下垂が起こり、
症状に気づかされることが多く、症状が進行すると眼球の全方向への運動に
障害をきたしてしまいます。
それに加えて、ほとんどの人が筋力の低下や疲れやすくなるといった症状を訴えるようです。
また、目の症状以外に、網膜の色素変性、心伝導障害がみられる場合は
カーンズ・セイヤー症候群(KSS)という名前に変わり、
低身長や難聴などの症状をきたすこともあります。
発症する年齢は幅広く、母性遺伝の可能性は低いと言われています。
2、赤色ぼろ線維・ミオクローヌスてんかん症候群(MERRF(マーフ))
→症状は主に脳と筋肉に現れるとされており、筋肉が素早く収縮したり、
ふらつきが起こる小脳症状や筋肉の痙攣といった症状が現れます。
脳卒中に似た症状が起こることもあるそうです。子供に多くみられますが
成人でも発症します。40%の人に心筋症が出るというデータもあるようです。
3、ミトコンドリア脳筋症・アシドーシス・脳卒中様症候群(MELAS(メラス))
→これは脳卒中に似た症状や、意識障害、運動麻痺、筋力低下といった症状が
起こると言われています。初期段階では頭痛や吐き気などの症状が出ますが、
心臓、耳、内分泌器官などに症状が出ることもあるそうです。
子供から大人まで発症の可能性はありますが、特に5~15歳の子供に
多くみられます。メラスの80%はミトコンドリアDNAの点変異によって
起こり母系遺伝すると言われています。
調べてみると、ミトコンドリア脳筋症、なかなか厄介な病気です。
他にも乳幼児から発症し、筋力の低下や呼吸障害、知的退行などの症状が現れ、
発達が遅れてしまうこともあるリー脳症や、両目に視力障害が生じてしまう
レーバー病もミトコンドリア脳筋症のひとつになります。
ミトコンドリアは体に必要不可欠な存在です。
世の中には、聞きなれない病気はたくさんあります。
常日頃から、有酸素運動を行ったり、食生活には十分に気を付けて
健康管理を行わなければいけませんね。
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こんばんは。二神です。(^ー^)v
今の時期になって台風が多発しております。
明日も台風の影響で関東は天候が崩れそうなので皆さんも
十分に健康管理には気を付けてください。
それでは、前回の続き行きましょう。
前回のブログはこちら
ミトコンドリア脳筋症は20歳以下の若い年齢で発症することが多く、
特に小さい子供に多くみられるようです。
ただ、子供だけではなく大人にも発症するため、どのような人に発症しやすいのかは
実際のところはっきりしていません。
原因としては、核DNA上の遺伝子の異変、ミトコンドリアDNAの異常のどちらかが
関与しており、遺伝的な要因もあるとされています。
また、薬物などが原因で引き起こされることもあるようです。
症状としては、痙攣、精神症状、心筋症、筋力の低下、下痢、便秘、糖尿病、
肝機能障害、視神経萎縮、肺高血圧症など様々な症状があり、その中でも脳、神経、
心臓、筋肉などエネルギーの消費が多い部分には症状が現れやすいようです。
この、ミトコンドリア脳筋症の治療法は大きく2つに分かれます。
1つは現れている症状を和らげる対処療法があります。
これは発症している各症状に合わせ、専門医に診てもらい症状に合わせた対処療法を行います。
もう一つは、病気の原因であるミトコンドリアの機能の低下を改善させる
原因療法であるとされています。これにはミトコンドリアの代謝に関わる物質や
ビタミンなどが使用されるようですが、現時点では確実に有効性が
証明されているものはないようです。
結果としては現時点ではこの疾患を根治させることはすることは難しいとされております。
次回に続く。
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