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こんばんは、戸倉です。
先日、お墓参りに行ってきた際、花壇に彼岸花が植えてありました。
彼岸花という名前の通り、お彼岸の時期に咲く花で、町の公園でも道端でも結構見ることができ、
秋の訪れを感じさせる植物です。
季節の花という事で、早速、彼岸花の群生地をインターネットで探し、見に行ってきました。
時期としては少し遅い為か、あまり混んでおらず、ゆっくる見ることができました。
森の中に一面に咲いた、真っ赤な彼岸花はとても美しく、花の生命力を感じました。
彼岸花は変わった花で、花が咲いているときには葉が無い花なのだそうです。
実際見てみると長くまっすぐ伸びた茎の上に、いきなり真っ赤な花が咲いています。
葉が生えるのは花が散った後の冬からで、春に枯れるようになっています。
夏は再び生えるための準備期間で、秋に急に生えてくるという、普通の花と逆のサイクルで咲く花です。
神経性の毒のある植物の為、昔から田畑やお墓などが動物に荒らされない様に
害獣除けとして使用されていたそうです。
身近にあり、鮮やかな色と付ける為、興味を持った子供が間違って触ったり、
摘んだりしない様に「幽霊花」などの別名や縁起の悪い迷信などがあります。
飢饉の時に毒抜きして食用に使われていた歴史もあるそうですが、現代では食用には用いる事は無く、
夏の終わり季節を感じさせる花として私たちの目を楽しませてくれています。
東洋医学では石蒜という名前で漢方薬として虚痰、利尿などの作用があり、
浮腫に対して外用薬として使用されます。毒性が強いので内服はしません。
「毒と薬は紙一重」という慣用句は有名ですが、彼岸花はまさにそれで、小児麻痺や筋障害、
アルツハイマー型認知症に効く成分を含んでおり、治療薬としても用いられるそうです。
今まであまり注目して見てこなかった花ですが、過ぎていく季節の中で、少し意識し、
疑問を持ち調べてみると、意外なことがわかります。
特に植物については、気になって調べる毎に、古来より様々な効能が研究されていることに驚かされます。
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こんばんは、戸倉です。
最近、日が短くなり、秋になったことを実感させられます。
立秋を過ぎ、青々とした草花が茂っていた季節から、
徐々に数多くの秋の草花が見られるようになりました。
先日、趣味のドライブに出かけた際、途中立ち寄った道の駅で「秋の七草」について
書かれている案内板を見つけました。
1月7日の「春の七草」は人日の節句で食べる七草粥で有名ですが、
「秋の七草」と聞いてもあまり馴染みが無く、一つも思いつきませんでした。
秋の七草は「萩(はぎ)」「薄(すすき)」「撫子(なでしこ)」「葛(くず)」
「女郎花(おみなえし)」「藤袴(ふじばかま)」「桔梗(ききょう)」の7つ。
山上憶良という歌人が万葉集で読んだ歌が由来となっており、
秋の七草は食べたりする物では無く、観賞用して楽しむものだそうで、特に行事などは無いそうです。
実はこの七草、各々を調べてみると、それぞれが薬効を持ち、漢方や民間薬として使用されてきたようです。
・萩・・・生薬名は夜関門、咳止め・去痰などの作用がある。
・薄・・・利尿、咳止めなどの作用がある。
・撫子・・・生薬名は瞿麦、利尿作用があり、水腫などに使用する。
・葛・・・生薬名は葛根、発汗、解熱、鎮痛の作用があり、風邪の症状に使用する。
・女郎花・・・生薬名は敗醤、解熱、解毒、排膿作用があり、下痢などに使用する。
・藤袴・・・生薬名は蘭草、利尿作用があり、糖尿病や水腫に使用、浴槽に入れ痒み止めにも使用。
・桔梗・・・生薬名は桔梗根、去痰、排膿作用があり、扁桃炎やのどの痛みに使用する。
観賞用といわれる秋の七草ですが、季節を感じるとともに
漢方としても利用されてきた、日本人にとってなじみの深く、大切な野草です。
近年は、撫子、女郎花、藤袴、桔梗は数が少なくなってきており、特に藤袴や桔梗は絶滅危惧種だそうです。
これから徐々に秋も深まり、今年も紅葉狩りなど山野に出かけたいと考えています。
秋の七草すべてを見つけることは難しいかもしれませんが、意識して探してみようと思います。
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