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こんばんは 浅田です
前回、燥熱病邪は乾燥させる特徴を持つというお話をしました。
参照
続けて、燥熱病邪の特徴について解説していきます。
燥熱の邪は、軽揚な性質で、軽く澄んでいて上に向かいます。
その為、口鼻や皮毛などの人体の上部や浅い所を容易に襲ってくるのです。
口鼻は肺に通じており、皮毛は肺に合している為、燥熱病邪は肺を犯しやすい特徴を持つのです。
軽い邪気であることから、比較的温和な性質で、病変が少ないのも特徴の一つです。
この邪気が身体に侵襲してくると、
初期には、肺衛(衛気)が失調し、微悪風、発熱、少汗などの症状が現れます。
この病変が一歩進み、肺の臓が失調して肺気不宣となると、咳嗽、呼吸困難、息切れなどの症状が現れます。
燥熱病邪は軽い病邪なので、多くは気分の段階にあり、他の病邪に比べて軽く早く終わると言われています。
しかし、あまりにも慢性化したり、誤った治療をしてしまうと、病が重くなって、下焦の陰液を消耗してしまいます。
浅い位置で済みやすい病だとしても、陽の性質が強い邪なので、変化が急で展開が素早いとも言えます。
このように燥熱病邪は、浅く高い位置を襲い、肺の臓に影響を及ぼしやすい特徴を持っているのです。
続く…
参考文献
『中医臨床のための温病学入門』 東洋学術出版社
『ほくと43号』 北辰会
『北辰会方式理論篇』 緑書房
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こんばんは 浅田です
前回の続き、湿熱病邪の特徴です。
参照
湿熱病邪が外から侵襲してくると、初期は、湿邪が衛気を塞いで鬱滞させる症候が出てきます。
身熱不揚、悪寒、何かが纏わりつくような頭重痛などが起こります。
身熱不揚とは、自覚的には強い熱感があるが、体表には甚だしい熱がない状態を言います。
湿熱病邪と正気が闘争することで発熱するが、湿邪が肌表を塞いでいるので、体表に熱感が揚ってこれない状態です。
温病なのに悪寒が出現するのが、湿熱病邪の特徴です。
肌表を塞いでいる湿邪によって衛気が体表を温煦できない為、悪寒が発生します。
そして、湿邪の重着な性質によって、頭が締め付けられるように重くなります。
初期は、熱いし、寒いし、重いし、身体に様々な症状が出現します。
続く…
参考文献
『中医臨床のための温病学入門』 東洋学術出版社
『ほくと43号』 北辰会
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