東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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首・肩・背中のコリ、痛み①

 

 

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こんばんは!吉澤です。

 

 

最近は雨続きですっきりしない天気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

今週からは、「首・肩・背中のコリ、痛み」を東洋医学の考え方でご説明していきます。

 

 

 

今回は「コリ」「痛み」の定義と、問診時に注意して確認する3つのポイントを紹介します。

 

 

 

「首・肩・背中のコリ、痛み」で困っている人は少なくないと思いますので、ご参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

まずは「コリ」と「痛み」の考え方ですが、東洋医学では以下のように考えます。

 

 

 

コリ:気血津液が停滞することによって発症すると考えられる。

 

 

痛み:「通ぜざれば痛む」、あるいは「営せざれば痛む」のいずれかであって、気血津液の不通がその原因となる。

 

 

 

湿痰や瘀血が凝集することによって肌肉が堅くなって「コリ」「痛み」「重だるさ」などの不快感を感じます。

 

 

 

次に問診時の3つのポイントに関してですが、肩がこる、頚がこる、背部がこる、いずれにしても以下の3つを注意して問診していきます

 

 

①「どの経絡上で、左右いずれの側に頻繁に起こるのか」

 

②「どういう時に起こりやすく、それは、他の症状に関連しているのか」

 

③「(この症状が主訴の場合も含め)緩解条件と増悪条件は何か」

 

『歴史の中の病と医学』によると、肩こりは「痃癖という範時に入ります。

 

 

そして、「こり」と「こころ」は“こごるという動詞で結ばれる同じ語源の言葉だそうで、

 

 

こりを実際手で掴んでみた時、その人が生きてきた過去ひとときの怠り一晩の不養生一つ一つがわずかなものであっても

 

 

過ぎ去ることなく刻々と体内に溜まり形成してきたその累積を掴んでいることになる、といわれています。

 

 

 

そのため、問診時は、こころの問題(七情の問題、生活環境、社会環境などに伴う情緒変動の問題)も忘れずに問診することが重要となります。

 

 

今週はここまでです。

 

 

また来週お会いしましょう。

 

 

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気の病㉝

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
6月に突入し、梅雨っぽくなってきましたね。
 
 
 
往診をしていると、雨が多くなってくると、合羽の準備などなど、色々と大変です。
 
 
 
前回の続きです。
 
 
 
前回の話はコチラ
 
 
 
現在の進捗状況を確認したいと思います。
 
 
 
以前にも書きましたが、気の異変については下記の通りです。

①気鬱

②気滞

③気逆

④気虚

⑤気陥

⑥気脱

⑦気閉

 

 

前回で、④の気虚についての話が終了しました。 

 

 

今回からは、⑤気陥に入っていきたいと思います。

 

 

気陥とは、先天不足、後天の失調、過度な労働、元来脾虚があるために造成される元気虚損により、気機の昇降が失常する状態で、中気下陥、昇挙無力を特徴とする、一連の症状の総称です。

 

 

と、聞きなれない言葉が多いかとは思いますが、ものすごーく簡単に言うと、体力が低下して、気を上に持ち上げられなくなることで、臓腑などを持ち上げる力がなくなり、本来あるべき所に維持することができなくなってしまう病態ですよーという事だと思います。

 

 

さらに簡単にまとめると、気虚+気の上昇不能という2つの病理が重なって起きた、病理変化になります。

 

 

次回からは、具体的な症状や、原因などについて書いて行こうと思います。

 
 
 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 
 
 
 
 

 

 

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