東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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症例報告:パニック障害を患う28歳の女性②

 

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こんばんは 謝敷です

 

 

今日は早速、JAMAの症例報告の内容を見ていきます。

 

 

 

今回の症例は、28歳のアメリカ人の女性で、学生をしつつ、2つの仕事をかけ持っています。

 

 

 

主訴は、動機と胸の不快感で、
3週間前から、運動をしている時に動悸や胸の不快感を感じ、
病院を受診したところ、と診断されました。

 

 

 

 

既往歴として、幼少期から不安症状(不安や心配)を有しており、
9歳の頃に心療内科を受診していました。
養子のため、精神疾患等の家族歴は不明です。

 

 

 

抗うつ剤を処方されましたが効果がなく、抗不安薬で症状が大幅に改善し、
同時に鍼治療も受け、効果があると感じていましたが、症状は出ていませんでしたが、
最近の発作の時点ではこれらの治療を受けていませんでした。

 

 

 

 

生活習慣としては、喫煙(1箱/1日)と、飲み会の場での飲酒がありますが、
最近は動悸や胸の不快感が増すため飲酒量を減らしています。

 

 

 

 

病院での受診時に、血液検査で甲状腺ホルモンを含む検査を行いましたが、すべて正常
心電図検査では洞性頻脈(速い心拍)が見られました。

 

 

 

本人は、パニック障害であることを受け入れることを拒否していましたが、
徐々に受け入れ、現在ではリラクゼーションで、
2週に1回ほどの発作をきたす程度にとどまっており、抗不安薬の必要性はごく稀となっています。

 

 

 

 

なんだか、書いていて、清明院での問診のように思えてきました笑
次回は、この女性が自身のことをどう思っているか、紹介ます。

 

 

 

(参考文献)

A 28-Year-Old Woman With Panic Disorder. JAMA. 2001;286(4):450–457. doi:10.1001/jama.286.4.450

 

 

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「下焦湿熱と腎陰虚の小便渾濁」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
どちらも膀胱に熱が停滞して気化が失調して生じますが、違いは実熱か虚熱かの違いがあります。
 
 
 
まずは下焦湿熱の小便渾濁についてです。
 
 
 
脂っこいものや甘いものを多食したり、飲酒癖があるなど湿が生じて化熱したり、湿熱の邪が下焦に侵入し、湿熱が膀胱の気化を障害して泌別の機能が失調して生じます。
 
 
 
この場合、米の研ぎ汁様の混濁尿で、粘稠な浮遊物が混ざったり、尿が黄赤色を呈します。
 
 
 
また、尿量は少なく、頻尿、排尿痛、尿意促迫などもともないます。
 
 
 
その他にも、胸腹が脹って苦しい、口渇あるがあまり飲まない、舌質紅、舌苔黄膩、脈滑数または濡数などの湿熱の症候がみられます。
 
 
 
治法は清利湿熱、泌別清濁を用います。
 
 
 
次に腎陰虚の小便渾濁についてです。
 
 
 
陰虚体質や熱病による陰液の消耗などにより、陰虚内熱が生じて熱が膀胱に及び、膀胱の気化が失調して清濁を分別できなくなることで生じます。
 
 
 
この場合、米の研ぎ汁様の混濁尿や濃い尿がみられますが、尿量は少なく、頻尿や排尿痛はみられない特徴をもちます。
 
 
 
その他にも、目眩、耳鳴、頬部紅潮、盗汗、焦燥感、不眠、腰膝酸軟、硬便、舌質紅、舌苔薄、脈細数などの陰虚火旺の症候がみられます。
 
 
 
治法は、滋陰降火、泌別清濁を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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