東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診に関して㉜(発汗の問診⑤)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

 

先週に引き続き、『汗』について書いていきます。

 

 

 

4)緊張した時に手足に汗が出る

 

 

→心や肝の問題(疏泄太過)。

 

 

5)戦汗shiver sweating

 

 

→ふるえが来た後に汗がでること。気陰欲絶、陽気欲越。

 

 

6)絶汗expirysweating

 

 

→瀕死状態の患者の絶え間ない大量発汗のことで、外感熱病の経過、邪正闘争を示す。

 

 

7)漏汗leakingsweat

 

 

→絶え間ない発汗のこと。

 

 

F.汗に左右差 ( 汗出偏沮(へんそ))

 

 

人体の気血の運行が偏側に偏るために発生し、邪気による阻害もしくは気血の不足がその病理機序となります。

 

 

50歳以上で、汗出偏沮がみられるときには、中風の発生する恐れがあるため、風邪ひきを予防し、生活節制が必要となります。

 

 

①気血両虚 ②寒湿痹阻③営衛不和

 

 

また『素問』生気通天論には「汗出偏沮.使人偏枯.」とあり、中風の前兆(風疾)として現れることがあるので、注意が必要です。

 

 

1 )半身汗出 half – body sweating

 

 

上半身のみ、 下半身のみの発汗、あるいは、左半身のみ、右半身のみの発汗のこと。

 

 

2)半身無汗 half -body absence of s weating

 

 

上半身のみ、下半身のみの発汗がない、あるいは、左半身のみ、 右半身のみの発汗がないこと。

 

 

G.汗の量

 

 

汗の量は、水分摂取と二便などでの水の排泄との関係を鑑みて、汗の多少でもって絶対的な病理だとは限りません。

 

 

1)多汗:大汗 profuse sweating

 

 

→暑い環境や身体的運動によるもの、発汗薬などに関連していない過度の発汗で、暑熱、内湿過多など。

 

 

2)少汗

 

→陰液不足、気滞など。

 

 

 

次週に続きます!

 
 
 

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

 

 

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気象発病学説②

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

今日は大雨になったり、小雨になったり、雷も鳴り響き、荒れた一日となりました。。
 
 
 
 
 
 
 
さて、今回は気象発病学説の続きです。
前回記事はこちらより。
 
 
 
 
 
 
 
本日は、病の原因について整理します。
中国の漢代頃に編纂されたと推定されている『黄帝内経』(以下、『内経』と略称)では、病の原因は、このように説かれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
「百病が生ずる原因は皆、風雨や寒暑燥湿などの気候変化、房事不節、喜怒大驚恐などの七情不和、飲食不節、居住環境がそぐわないことなどである。」 (『霊枢』口問)
 
 
 
 
 
 
 
「百病が生ずる原因は皆、風雨や寒暑燥湿などの気候変化、喜怒不節により五臓を傷り起こる。
風邪雨は身体上部を傷り、燥湿の邪気は身体下部を傷る」 (『霊枢』百病始生)
 
 
 
 
 
 
 
これらより、邪気の侵入経路は下記のように分類されます。
身体の上部、陽の位置、表位を傷りやすい邪気は、風邪、熱邪、暑邪、燥邪、火邪です。=陽邪と呼ばれています。
 
 
 
 
 
 
 
身体の下部、陰の位置、裏位を傷りやすい邪気は、寒邪、湿邪です。=陰邪と呼ばれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
各邪気にはそれぞれ特徴性質があるのですが、それらは改めてまとめたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここで気を付けたいことは、風邪を兼ねた場合です。
風邪を兼ねると、陰邪である寒邪、湿邪も身体の上部、表位から侵入しやすくなるということです。
 
 
 
 
次回へ続きます。
 
 
 
 
 

参考文献

『四季の健康法』 主編:橋本浩一 (緑書房)

『内経気象学入門』 著者: 橋本浩一 (緑書房)

 
 

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