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こんばんは 謝敷です
驚くことにもう今年も1ヶ月が終わりました…
光陰矢の如し。
さて、今日もパーキンソン患者さんへの鍼治療についての症例報告を見ていきます。
ご本人の意思で、薬物治療を拒否している75歳男性(中国)の患者さんで
多様なパーキンソン症状を呈している症例でしたね。
今日は具体的にどんな鍼治療をしたのか、見ていきます。
鍼をした箇所は、仰向けの状態と、うつ伏せの状態で、
それぞれ以下のツボを使用したと報告されています。
<仰向け>
主に「神」を調整するツボの組み合わせとして、
頭頂部にある四総穴、
背中にある神庭(督脈:GV 24)
顔面部にある印堂(奇穴:EX-HN 3)
脚にある三陰交(脾経:SP 6)
太衝(肝経:LR 3)
合谷(大腸経:LI 4) というツボを主に使用しているようで、
パーキンソン症状に効果があるとの報告がされているようです。
このほかに、便秘となった際は
天枢(胃経:ST 25)、関元(任脈:CV 4)、上巨虚(胃経:ST 37)に、
四肢の振戦(震え)には、
曲池(大腸経:LI 11)、手三里(大腸経:LI 10)、陽陵泉(胆経:GB 34)
陰陵泉(脾経:SP 9)、懸鐘(胆経:GB 39)といったツボを使用したようです。
<うつ伏せ>
全身のバランスを整えるため、これまでの臨床上の経験に基づき、
脳戸(督脈:GV 17)、後頂(督脈:GV 19)
大椎(督脈:GV 14)、筋縮(督脈:GV 8)、に、命門(督脈:GV 4)
委中(膀胱経:BL 40)、承山(膀胱経:BL 57)が使用されたようです。
(論文より引用)
使い捨ての中国製ステンレス鍼(0.25 × 25 mm、0.25 × 40 mm)を使用し、
頭部は皮膚面にほぼ平行になるように、
背部は畏怖面に斜めに、その他は皮膚面に垂直に刺され、
患者さんが、ずーんとした響きを感じるような刺激をしています。
そのご30分鍼を刺したままにする治療を週3回、1か月間の合計12回行ったようです!!
来週は、鍼治療による症状の変化について見ていきます。
(参考文献)
Lei S, Liu Q, Leong I, Fan J, Tsang Y, Liu X, Xu X, Zhuang L. Acupuncture therapy for Parkinson’s disease: a case report demonstrating symptomatic improvement without medication. Front Neurol. 2024 Jan 29;14:1330054. doi: 10.3389/fneur.2023.1330054. PMID: 38348115; PMCID: PMC10859393.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38348115/
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こんばんは、永井です。
気温も低くなり、秋らしい毎日ですね。
また、ここ数日は日中は20℃あり、温かく過ごしやすく、
さて、冬の養生の続きです。
今回は冬の食養生についてです。
冬は次に迎える季節、春からの1年間に備え、
ゆっくり睡眠をとり体を休息させ準備しておくことが大切です。
陽気、陰気、陰血を補うこと、
陽気を補う食材としては、米、じゃがいも、さつまいも、
陰気・陰血を補う食材は、レバー、黒キクラゲ、ほうれん草、
気血を巡らせる食材は、ジャスミン茶、ネギ、らっきょう、
冬は身体を温めておくことも必要であり、ニンニク、しょうが、
ただ、のぼせやすい人や胃腸が弱い人は取りすぎに注意、
これらの香辛料は、摂りすぎると発汗過多になり、
食材は、摂りすぎ、摂らなさすぎ、などの偏りがないように、
次回へ続きます。
参考文献
『四季の健康法』 主編:橋本浩一
『内経気象学入門』 著者: 橋本浩一
『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風
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